指の間からこぼれ落ちたのは

大切なものだけを抱えていたい

眠る前には君の微笑みを

いつかの海辺で未来を願った

我儘を伝えて欲しかった

花冠は暖かな日向の中

失うことがなにより怖かった

君は花氷の中

きっともう目を合わない

例えこの心が死ぬとしても

やがてくる春を君に

朝を知らせるのは

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