死んだ先を描きたい
春さえ眠りにつく
かつて奇跡を知っていた頃
残像に帰す
百合の花を嫌う時
時間通りの結末
湖のほとりで君だけを待つ
爪先に光を灯す
たったひとつの世界が壊れただけ
その代わり、もう夢を見せないで
ゆりかごだけが揺れている

残したのは愛だった


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