しゃがんで見た世界
結わいてほどいて
白昼夢に焦がれる
髪を染めて心も染めて
才能なんていらない
普通でいいから、
貴方の声が愛しい
無くした定期は君行きの
ぽろん、ピアノの音が聴こえた
忘れたままでも大丈夫
キャパシティー理論
どこにもいないのに
円滑な世界とはさようなら
嘘だらけの愛の花束を
甘い毒はお好きですか?
誰もいなくても声は聴こえるよ
でももうすぐ無くなってしまうの
ハロー、アイロニー
ひとりぼっちのプラネタリウム
点と点を繋いださきに
夢を描く筆はなくなってしまった
迷子の子猫に慈悲を
吠える狼には慈愛を
そうして世界は大団円?
カーディガンの袖に隠した本音
言葉は棘となり私に突き刺さる
我慢なんて、もう慣れちゃったよ
ほら今日も笑ってる
真実なんてどうでもいいの
事実だけあればいいの
例えそれが痛くても
貴方の本当が知りたい
だからどうかこのお話を終わりにして
知りたくなかった
本当でも嘘でもどっちでも良かった
僕、君、私、貴方
もう枯れ果ててしまいそう
静かに笑った君はもう
どこにもいない
だれかこの鼓動を止めてよ
色なんてとうに忘れてしまった
ありがとうは水の底
されど人はあがいていくのです
愚かでも馬鹿らしくてももがいて
そうした先に得られるものは
無慈悲な歌はもう消えてしまった
さよなら、またねはもうないよ
あのときはまだ愛していたよ
優しい記憶にお別れのキスをおとして
誰か、なんて期待していたのは自分
花言葉は、なんだろう
忘れてしまったのなら、お眠りなさい