青い林檎には気を付けて
安らかな声が響き渡って
朝は来ますか
月は夜にしか見えないのに
湖のほとりには小さな妖精がいました
叶わない恋をしました
辛くて悲しいのに、どうしようもなく幸せなのです
神様、私はいけない子でしょうか
安楽死はもう無理ね
照らし合わせた水面の奏
思い出したくなんてないの
壊れてしまったなら、もう終わり
過ぎて行った日々は今も艶やかに
魔法の言葉を教えましょう
暗転、
結局涙は枯れることを知らずに
どうしてどこにも貴方が居ないの
どうしようもなく君の声を求めて
砂はとまることなくて
幸せなんて、ウソばっか
君が笑ってたあの安らかな日々
閉じ込めた世界が崩れていく
生きてるのに、どうして?
愛おしさに満ち溢れたこの世界は
もう終わりを迎えてしまうんだね
あの時君が残した言葉
風にとけて消えていった
樹海に忘れ物
君の影を見た
あぁそうか本当は
いなくなったのは私だったんだね
ばいばい、私
アイデンティティーと決別
王子様なんていらなかった
ただ、この涙を止めることのできる魔法使いに会いたかったの
ほら、林檎はもう真っ赤
星は永眠についた
氷の上での舞踏会
ねぇ、だれか酸素をちょうだい
苦しくて死んでしまいそう
君が笑ってられる世界だったら良かったのに
十五夜の終り
朝日の逃亡
生まれて、死んでしまった
今宵も泣くことしか出来ないの