罠
最近の私の悩み事は、ルカが場所をわきまえず私のいろんな所を触ってくる
今日も屋上で二人でお弁当を食べ終わると、後ろから抱きしめる形で座ってきた
『今日も美奈子ママのお弁当美味しかった』
『美味しかったねー。ってルカちょっとくっつきすぎ』
『良いじゃん』
『人に見られてそうで嫌だ』
『皆に見せてやれば?俺らのラブラブっぷり』
そう言うと、私の腰に巻かれてたルカの手がほどけて太股をゆっくり優しく触る
『ル・・・カ』
だんだんスカートの中に侵入してくるルカの手
一生懸命ルカの手を止めようとしてたら次は右手がブレザーの中に侵入してシャツの上から胸を揉む
『美奈子の身体って本当柔らかい』
耳元で吐息を吐くように話すルカ
わざとだってわかってても身体が反応しちゃう
『んっ・・・』
『気持ち良い?』
小さな声で私の反応を楽しみながら言うルカ
『ダメ・・ってば』
やっとの思いで声を搾り出しながら振り向くとルカの顔が近づいてキスをされる
濃厚で甘ったるいキス
思考回路が全部壊れるんじゃないかっていうくらいルカのキスは優しくて甘くて濃い
やっと唇が離れたところで昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響く
『もう!!ルカのバカ!!』
『何で怒ってんの?』
『絶対人に見られてた!!』
『だから見せつければ良いじゃん』
『もうこれから私の身体に触ったらダメ!!』
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