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『なんでニコニコしてるの?』

それでもニコニコして何も話さないルカ


『ルカ・・・?』


その瞬間、ルカの唇が私の唇に重なった

いつもとは違う、噛み付くような本能でするような激しいキス


『・・んっ・・』


濃厚すぎて全ての回路が破壊され、ルカに身体を預けているのもわからず、ただその激しいキスをされるがまま

ルカの舌と私の舌がいやらしい音を奏でながら縺れ合う

唇を舌でなぞられ、また舌と舌が縺れ空気を吸い込む隙も与えてもらえない激しいキス



やっと離れた唇が、次は私の耳を甘噛みして耳から首に唇を這わせながら移動する


『ん・・・っ』


いつの間にかボタンが外されたシャツは下着があらわになってルカの綺麗な手が、私の胸を優しく、激しく揉みだす



『・・・淋しかった?』


耳元で囁かれるルカの低く甘い声に身体がゾクッとした



『淋しかっ・・・た』


喘ぎ声にならないように、精一杯絞り出した弱々しい私の声




ルカはまた唇を私に重ねた
いつものような甘く優しいキス




ルカに触れてもらえないだけで不安になる
ルカがそばにいないだけで淋しくなる

私はどれだけルカに依存してるんだろう


そんなことを考えてたら唇が離れ、ルカのおでこがコツンと私のおでこにぶつかった

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