狂った歯車 | ナノ


▽ オレのカノジョ〜後編


「挿れるから力抜いて」


秘穴にペニスをあてがい先を少しずつ挿れる
もしダメならすぐやめるから


「やっ、あっ」


体を強張らせ少し震えてるのが伝わる
オレもアンタを抱くのが怖いんだ


「やめた方がいい?」

「やめっ、ないで、抱きしめてて」


ポロポロ涙が零れてきて、それを舌ですくって体を抱きしめる
嫌われたらもう立ち直れない


「美奈子ちゃん…力抜いて…」


緊張して震える体を抱きしめキスをする
お願い…オレを許して受け入れて


「好きだよ、スッゲー大好き」


何度も口づけるとアンタの体から、力が抜けてくる
大切にするから


「旬平くん…」

「美奈子ちゃん大好きだよ」


しがみついた体を抱いて、中途半端に挿れたペニスをゆっくり埋め込んでいく
二度と傷つけたりしないから


「あっ…んっ」


全部埋め込むとアンタの中はトロトロで、気持ち良くて、オレを受け入れてくれて、やっと繋がれた事がスゲー嬉しかった


「…旬平くん大好き」

「オレも大好き」


角度を変えて何度も口づけてもうそれだけでイッちゃいそうになる
心がスゲー気持ちいい


「動いて大丈夫?」

「うん…」


深く繋がれるように少し腰を浮かせ、律動を始めると、アンタから感じる声が漏れてくる
もっとアンタを感じさせて


「あっ、んっああっ」

「気持ちっ、イイ?」

「うっん、あっ、もっと、して」


オレを感じる喘ぎ声が体感した事ない快感を与えてくれる
無理矢理じゃ絶対叶わなかった声が次々と零れてくる
グチュ、グチュと濡れ音とともに泡をたて、シーツを濡らし垂れる蜜液が、お互いの肌をヌルヌルにしていく


「やっ、んっぁぁあっ、じゅ、んぺいっ、くんっ!イッちゃいそぅ」

「一緒にっ、イッてっ」

「あっああぁぁああーーーっ」


初めてみせるアンタが絶頂で快楽に素直に導かれた顔に、全身が総毛立ち、自分の中でも頭ん中真っ白になる位程の絶頂感で吐精した


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