狂った歯車 | ナノ

▽ 狂った歯車


外から柔軟してた声が止んで、数人の声が聞こえはじめる。」


「ランニング行くぞ」


遠ざかる声が聞こえ気配がなくなる。



「良かったね、みんな行っちゃったよ」


多分…30分位で帰って来るよな…。
部員が帰ってきて、掃除ん時にここを開ければ全てがバレてしまう。
ほんとのところ、さすがにそれはマズイ。

落ち着いた頭でいい事を思いつく。
それはやっちゃいけない1番最低な事。
だったら、サッサと出してここから解放しなきゃ。
ズルッと足を引っ張り、床に寝かせ乳房を掴む。


「っく…」


挿れっぱなしでオレのモノに慣れた内壁へ、徐々に動きを速め、刺激を与えていく。


「ああっ…やっ!」


グチュグチュと、耳に聞こえる音がエロくて興奮が止まらない。ただ快感だけを得る為だけに腰を前後した。
締め付けられ、あまりの気持ち良さに、すぐに絶頂が近づいてきてブルブルッと鳥肌が立ち、膨張したモノから、弾ける様にドクドクと中に出しつくす。
何か拭くものはないかとくるりと見渡す。後輩に犯されて生気のなくなったダランとした体を起こし、オレに侵入された箇所をさっきのタオルで拭ってやる。
自分のモノを適当に拭い、早々にしまってアンタのジャージを全部脱がせても、特に抵抗せずアンタは大人しくしてた。それをいい事にオレは携帯を取り出した。


カシャッ。


その音に反応しオレをみる


「なに…したの…?」
「記念撮影。これで終わりだと思ったの?」


アンタからボロボロと涙が溢れ唇を噛む。


「ねぇ先輩…、今度の日曜日デートしてくれるよね?」


小さくコクンと頷いたアンタはオレからもう逃げられない。
自分でもどうしてこんな事が出来るのかわからなくなってた。
大好きなアンタの体、他の誰にもみせる訳ないじゃん。予想通り勘違いしてくれてあんがと。
優しくキスをして、白いタオルをみると、アンタを穢した赤い血が付いていた。



(好きだよ…先輩)




To be continued…


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