▽ 絆 -kizuna- ※07
あれは一生忘れらんねぇ…。
「きゃ…っコウ…っ!?」
びっくりして竦んだ体を抱き上げてベッドに押し倒した。
何度もキスを繰り返して、たどたどしく下手くそなキスを返す美奈子に欲情した。
「いいだろ?」
「ん、んん…っあ」
我ながら盛っていたと思う。
自分の女にした途端、抱きたい気持ちが増すばかりだった。
ルカが居ねぇ日を狙おうにも噛み合う日が全くないまま経過して性欲が溜まりまくってた。
すぐ抱きたくて服の上から少し張った乳房を揉み上げると、美奈子の顔が少し歪み力を弱めた。
「痛ぇか?」
「うん、ちょっと…。あ、あのね…今、せい……りだから…」
申し訳なさそうに見上げられて、ガックリと全身の力が抜けた。
さすがに出来ねぇと思った。
「んじゃ……仕方ねぇな。」
「ご、めん…ね?」
「謝る事ねぇだろ」
美奈子から離れてはみたものの、期待しまくりのナニは萎える気配がなくて、一発抜かねぇ限りはおさまらなくなった。
「でも、その…コウの…あの…ソコ…」
俺の膨れ上がった下半身を指摘されて、恥ずかしいやらなんやらで頭をもたげた。
「悪ぃ……。ちょっと頭冷やしてくるわ」
「まって!」
「あ?」
「そ、その…口…で…する…?」
「はぁ!?」
唇を押さえながら少し赤らめた頬をして小首を傾げ、上目遣いをされてしまうと、期待で膨らんだナニは余計に膨らんでいく。
「ダメ…?」
「ダメじゃねぇけど…よ、…無理だろ?」
「コウを、きもちよく…してあげたい…」
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