絆 | ナノ


▽  -kizuna- ※01


ルカが部屋に戻り、先にベッドに入っていた俺の横にお前が滑りこんでキスをした。


「おやすみコウ」

「ああ、寝坊すんなよ?俺の方が出るの早えーんだから、起こしてやれねぇぞ?」

「うん、大丈夫だよ。ねぇ…わたしの事好き?」

「はぁ?いちいち言わなくてもわかれよ」

「たまには言ってくれてもいいのにー」


んなの改まって恥ずかしくて言えるかよ。
ギュッと俺に抱きついて、またキスをせがむ。
その顔がすげぇかわいくて、抱きしめかえして、軽くキスをして、二人で目をつぶって眠りに落ちた。



夜中、物音がして目が覚めた。
ルカが起きてんのか?



目の前に眠るお前をみると、胸元がはだけ無防備に寝ていた。


最近してねぇな…。


仕事が忙しく、あまり早く帰れなくて、最近はいつも俺が一番最後に帰ってくる。
たまに早く帰っても美奈子がいなくて、すれ違いばっかりだ。
もちろんルカがいない時しか抱けねぇし、一人でする位なら美奈子としたい。


最近そのせいもあって、美奈子とルカでいる事が多くて、前より仲良く見えるのかもしれない。
美奈子は気づいてねぇけど、ルカは明らかに前と接し方が違う…。
美奈子は俺の女なんだよ…。
今更ちょっかい出すんじゃねぇよ。



お前がコロリと寝返りをうつと、柔らかい胸が潰れ形を変えていて、半開きのプックリとした唇が誘うようにみえる。
寝顔を眺めていると、次第に熱を持ってくる下半身が抑えられなくなる。


あーもうダメだ…我慢出来ねぇ…。


タオル地のキャミソールをめくり、下着を着けてない白い膨らみをそっと揉み、赤い突起を親指と人差し指で優しくつまんで、クリクリと刺激を与えると、すぐに勃ちあがってくる。


「うぅ…ん…」


白い肌に吸い付いて、体中に赤い自分の印を残していくとお前がボンヤリと目を覚ます。




狙い通りだな。



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