▽ いつでも君に甘えたい
俺の彼女が風邪を引きました。
「美奈子、大丈夫ー?」
「うん。もう平気だよただ体が熱いだけ」
ベッドの横に座り、そこで頬杖つきながら髪を撫で、頬っぺたを触るとまだ熱くて、熱で潤んだ瞳に見つめられて、ニッコリ笑うとニッコリ笑い返してくれる。
「側にいると風邪うつっちゃうよー?」
「いいよ、それで美奈子が早く治るなら。水分取った方がいいね。水持ってくるよ」
「うん。ありがとう」
冷蔵庫からミネラルウォーターを出し美奈子に渡すと嬉しそうにそれを受け取り、喉を潤し俺をみる。
何かいつもよりもっと色っぽくみえる…。
ミネラルウォーターで潤された艶めく唇に熱で潤んだ目、胸ギリギリまで開かれてみえる熱で薄く紅潮した白い肌…。
はぁ…っと漏らす吐息まで熱っぽい…。
いや…ダメだろ、さすがに病人に手出しちゃ。
「ルカ?」
小首を傾げて俺を覗きこんで『どうしたの?』って感じがまた我慢出来なくさせる。
飛びそうな理性を総動員してニッコリ笑う。
でもその時美奈子が服をパタパタしちゃうからいけないんだ。
うん、もう理性とかどうでもいいや。
「美奈子汗かいたでしょ?着替え手伝ったげる」
「え?あ、ルカ?」
パジャマのボタンをプチプチ外し、脱がせると恥ずかしそうに膨らみを両手で隠す。
「ほら、下着も変えちゃお?」
「…ルカ変な事…考えてない?」
「考えてないよ?」
抱きしめるように背中に手を回し、プツっとホックを外して両肩の紐をスルリと下ろす。
もー!手、邪魔!
「手…どかして」
「い、いや、自分でする!」
「してあげるって」
隠す両手を掴んで左右に広げると、目の前に膨らみがポロリとあらわれる。
最後までしなきゃ大丈夫。
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