あぁ、なんて、貴方は可愛いんだろう。愛しく狂おしく、もっともっともっともっと貴方の事を知りたいな。少し内側に掛かる柔らかな漆黒の髪、小動物の様なつぶらで愛らしい瞳、小さく控えめな唇。それら全てが脳裏から離れない。


「朴は。…わたしの事好き?」

「勿論、わたしは名前ちゃんが大好きだよ?」

「嬉しい、」

「…ぁっ、」

するり、と服に手を忍ばせると可愛らしい声が洩れる。本当になんて可愛いの…。見た目は勿論、中身までもが可愛くて全て完璧だわ…


「名前ちゃん…恥ずかしいよ…」

「大丈夫、朴はすごく可愛いよ?」


可愛いって言うとボンッて音が出るほど真っ赤になっちゃって…、それなのにわたしの制服の裾をきゅっと握って頬にキスをしてくるなんて、わたしまで真っ赤になってしまった。


「名前ちゃん、顔赤いよ?可愛い…」

「えへへ…」


(いつだってわたしと貴方は一緒だから。)





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