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いいまつがい

慈郎と跡部。

「あとべぇー」
「何だ」
「あとべぇーとあっかんべーって似てるよね」
「あぁ?んな訳ねぇだろ」
「でもあから始まってべーで終わるよ?似てんじゃん!」
「似てねぇよ!!」


→跡部様に失礼なことしたなぁと思いました私が。

忍足と鳳と宍戸と慈郎。

「なぁ鳳、『おひたし』って十回言ってみい」
「おひたし、ですか?はい、分かりました。おひたし、おひたし、おひたし、おひたし…(略)はい、十回言えましたよ!」
「じゃあ氷帝の天才の名前は?」
「おひたり先輩です!…ってあれ?」
「長太郎激ダサだな、混ざってんぞ」
「え、あれ?俺としては言えたと思ったんですけど…」
「おひたし言い過ぎておしたりがおひたりになってまうんやと。謙也がこの前電話で言うとってなぁ。確認してみたかったんよ」
「成程…ひとしが違うだけなんですね…」
「なぁ忍足、どうせなら他のやつでも試そうぜ!俺としては跡部か監督に言って欲しいんだけどな」
「跡部や監督が『おひたし』って言うところなんて一生かかっても見れなさそうやしな」
「でも二人とも聞いてきそうですよね。『何故おひたしと言わなければいけないんだ?』みたいな」
「それは厄介やなぁ…」
「あとは…あ、ジロー見っけ。おいジロー!!」
「んー?なにー?」
「『おひたし』って十回言ってみ?」
「うん、おひたしー、おひたしー、おひたしー、(略)、おひたし…」
「じゃあ氷帝の天才の名前は?」
「え?侑士でしょ?」
「あーうん、確かにその通りなんやけどー…」
「名前だもんね、苗字じゃないもんね?」
「…そうか、聞き方を間違えたんだな!」
「今更ですね…」
「宍戸、分かりやす過ぎるよ」
「くっ…、っていうか何で俺なんだ?聞いたのは忍足だぜ?」
「名前を聞いたのは宍戸さんですよ」
「うんにゃ、俺さっきから聞こえてたC〜」
「それ先に言えよ!!」

→これ慈郎じゃなくてがっくんでも良かったよねって書いたあとに気付いた。








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