SSS | ナノ

白じろちゃん

「じろちゃん何聞いとるの?」
「あ、ゆうちゃん!あのね、ゆうちゃんのCDきいてるの」
「それはありがとうな」
「ゆうちゃんってうたうとこえたかくなるよね」
「そうみたいやな」
「あとえろいよね!」
「…良く言われるわそれ」
「ゆうちゃんのあえぎごえおれすきだよ」
「ありがとうな、って…ん?」
「どしたの?」
「…俺喘ぎ声なんか出しとらんで、多分」
「でもゆうちゃんえろいよ?」
「うんまぁそれはな、いっつも言われとることやし…」
「せっくすしてるときとおなじくらいえろかったよ!!」
「そんなこと大きな声で言わんでもええねん!」
「ゆうちゃんだいすき!!」
「はぁもうじろちゃんには敵わへんわ!」(諦めた)


→忍足のアルバム聴いてると、「こいつ絶対お色気担当やろ」と思うのは私だけじゃないはず。…はず。


「じろちゃんには可愛い服が似合うなぁ」
「ゆうちゃんにはね、くらしかるろりーたがにあうよね」
「じろちゃん何でそんな言葉知っとるん!?」


→クラシカルロリータ、私が好きです。見る専で。


「ゆうちゃんきいて!」
「何?」
「おれ、あたらしいことばおぼえたよ!」
「(新しいの覚える前に漢字覚えるべきなんやないかなぁ…)」
「はぐ!だきつくことだよね?」
「正解〜」
「そんで、ちゅーはきすって言うんだよね」
「えらいやん、どこでそんなん覚えてきたん?」
「えっとね、あとべ!」
「ほっか…」

→なんでそんなこと教えたんだろう、と忍足は思ったんだけどあえて聞かない。理由は、じろちゃんが跡部の前で惚気話をしてた時に指摘されたんだと思います。だから全部外国語。言語能力の乏しいじろちゃん可愛い。








人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -