お題小説 | ナノ


拍手文その二
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お礼文:新婚の定番じろ忍。通常運転。

「ゆうちゃんおかえりなさい!!ゴハンにする?お風呂にする?それともおれ?」
「…今日は一体何が起こったんかなー…とりあえず腹減ったからご飯がええけど…自分料理なんて作れたんか?」
「おれだって作れるよ〜、てさききようだもん」
「ほっか。ならええんやけど……」
「じゃーんっ!!おれとくせーオムライス!!」
「キレーやなぁ…卵に砂糖入れて作ったやろ」
「え、ゆうちゃん何で分かるの!?すごーい!!」
「…つまりこのオムライスは甘いんやな…」
「うん、そうだよ?」(悪びれもなく)
「……まぁ、やっぱご飯は後でええわ。(後で作るか買って来るかしよう)」
「え」
「…なしてそんなに固まるの、」
「おれの作ったオムライス…」(しゅん)
「…前にも言うたけどな、おれそんなに甘いもん得意やないから………あー…、分かった分かった、そない悲しまんで」
「…ゆうちゃんの作ってくれたゴハンとってもおいしいからさ、おれもがんばっておいしい料理作ろうって思ったんだけど…あんまりれぱーとりーとかないから、おれのすきなのにしちゃった…ごめんね…」
「…慈郎、」
「…ゆうちゃん、」
「ええよ。怒っとらんし。慈郎がそう思うてくれとったやなんて気付かんかったわ。すまんな」
「そんな、ゆうちゃんがあやまることじゃないよ!!おれだって、ゆうちゃんの得意じゃない作っちゃってごめんね、」
「慈郎…」
「ゆうちゃん…」
「…あと残っとるのは何やったっけ?」
「お風呂とおれ?」
「じゃあやっぱり慈郎がええな。くれる?」
「(ぱぁぁぁああ!!!)うん!!!あげる、ゆうちゃんにぜーんぶあげるー!!!!」(勢い良くゆうちゃん押し倒す)
「威勢がええなぁ…。ま、えっか…」

→着地点はいつもあまり変わりませんが、それがウチのじろ忍だと思ってます。慈郎の作ったオムライスと二人のバカップルは一体どっちの方が甘いのか。愚問ですかね(笑)



 


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