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女子制服(四天宝寺)
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「すまんなぁ慈郎。近くにセーラー服無かったもんで謙也んとこの女子制服借りてきたわ。あそこかなりサイズ選べるんやなぁ、案外女装癖の人間とか夫婦漫才とかで男が着用するんかもしれへんな。俺が着れるサイズがあるんやしな」
「…何でもいいけどゆうちゃん、」
「うん、何?」
「だれから借りたの?」
「謙也の同級生のエクスタシー君。何でかは知らんけど持ってたから借りた。お礼は謙也の幼少期の写真で」
「ふぅん…」
「どないしたんや慈郎、欲情したりせぇへんの?」
「しない訳じゃないんだけどねー…うーん…」
「言うてくれへんと分かるもんも分からへんよ。言うてみ?」
「…えなんちゃらくんの借り物っていうのがー…気に食わない」
「さよかー。…じゃあどないしよ、脱ごか?」
「うーん、じゃあねぇ……これワンピースなの?どうやって脱がすんだろう…」
「捲くればええやんこうやって」
「上に上げるってこと?」
「そうやね、…って手ぇ出すの早いな」
「ん?だって目の前にゆうちゃんのおっぱいがあったんだもん」
「おっぱいて…俺の胸は大きくないで」
「でもおれゆうちゃんのおっぱいすきだもん、ちゅっちゅしたりぺろぺろしたりたまに甘噛みしたりするとゆうちゃん喜ぶよね」
「何や人を変人みたいに」
「間違ったことは言ってないでしょ?いじられるのすきだよね、ゆうちゃん」
「ん、…ふ、自分かて変人やないか。自分より大きい男襲って何が愉しいん?」
「全部」
「…さよかー…。敵わへんな、慈郎には」
「ゆうちゃんにはまけるよ」
「そうでもないで?俺は慈郎にてんで甘い自信があるからな、」
「おれもね、ゆうちゃんにはちょー甘いよ」
「…ふふ、どっちが甘いかなんて愚問やな。はよシよか、」
「もうシてるけどね」
「…そういえば俺何すればええん?女子生徒っぽいこと?」
「あんあん言ってどろどろになっちゃえばいいよ」
「それいつもと変わらへんやんけ」
「いーじゃんいつも通りで」
「…そう言われたらそれでもええ気がしてくるわぁ…」




 


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