フルーツの方じゃないちごは彼に爪を立てた。フルーツの方のいちごは私にフォークを立てられている。スミスはめげずにいちごを抱き締めた。
「ニ゛ャッ!!!」
「うわっ」
やらかした。
いまのスミスは、嫌がる女の子にナンパするしつこい男だ。馬鹿みたい。
いちごは私の方にすり寄ってきた。
そしていちごを追いかけていたスミスは、ようやく、私の表情にも気付いたらしい。『マズった、』って顔に出てるよ。
「あの…シズカ……」
「私、部屋に戻るから」
「えっ、」
「…………ばーか」
( もっと、私を、見て! )
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