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( 前回までのあらすじ→エレンが恋したあの子はリヴァイ先輩と付き合っていました )
「(リヴァイ先輩なんて……適うはずないじゃないか……あの人が歩いた後は100人の屍が出来たとかいう伝説もあるし……)」 ブツブツブツブツ。
「エレン、おはよう!」
「あ……おはよう」
「どうしたの、そんな思いつめた顔して。どこか痛いの? あっ、分かった、脇腹が痛いんでしょ?」
「(また脇腹……)いや、違うんだ。どこも悪くないし」
「そう? なら良かった!」 にっこり。
「(やっぱり可愛いな……)」
「あ、あのさ」
「なぁに?」
「今日……一緒に飯食わない?」 どきどき。
「んー……良いよー!」
「えっ、マジで? 良いの……か? 本当に?」
「うん! エレンなら、全然オッケー!」
「や、やったっ!」
「そんなに喜ぶなんて、ふふっ、エレンってば本当にリヴァイ先輩のファンなんだね!」
「…………え?」
「この前ミカサから聞いたの! 前に先輩が私の服に糸くずがついてたのをとってくれたとき、エレンってば先輩のことじっと見つめて動かなかったらしいじゃない。先輩、強くてかっこいいから男の人からもモテるんだよ〜。私はちょっと困るんだけどね……。でもエレンなら大歓迎だよ!」 にこにこ。
「エレン、どうやら君の恋は前途多難なようだね……」
「アルミン、どういうことだ?」
「ミカサ……。今回のことは君にも責任があるんだから、今度はちゃんと協力してあげるんだよ。良いね?」 ぽん。
「(なんの話だろう……)」
「あれっ、エレンどうしたの!? 脇腹が痛いの!?」
「脇腹じゃない……脇腹じゃないんだ……」
なにかありましたらこちらから! お次は跡部です(・ω・)