2011/05/25 12:26
▽短編+8

反省:


 まずレイリー。どう見てもろりこんですみません本当にすみません。若い娘さんとレイリーの組み合わせって良いと思います。互いに自分は釣り合ってないって思ってる関係。特にレイリーは若い娘さんと話したりするのは好きですが、本気の恋愛は奥手というか、これから先短い自分なんかといるなんて、と思ってしまうんですね。それでも止まらないくらいヒロインがいじらしい訳です。レイリーは付き合ってからも、やっぱり年の差を気にしてしまいそう。もしヒロインが他に好きな人ができた、といったらすぐに恋人の座を譲ってしまうんだろうなぁ。ねごとでは珍しく、糖度のあるお話でした。

 続いてドフラさんとその妹。シリーズ化とかそういう気はまるでなかったんですが、書いているうちに長くなっちゃって3部作です。一応続きそうな展開にしましたが、続くかどうかは未定です。ドフラさんは海賊ですから、その自分に反するように賞金稼ぎとして活躍する妹が許せません。おまけに自分に言わずにやっていたことにお怒りなわけで。あんなところに連れていかれ、逃げ場もない妹と追い詰める兄。最初はシスコンなドフラさんと冷たい妹って良いなぁと思って書いたんですが、すごく楽しかったです。

 続いてマルコ。これもまぁ、連載候補の卵と考えて頂ければ。兵器として作られた主人公とマルコさん、私が大好きな人間離れした主人公です。テーマは他人に干渉したがらないマルコさん、でした。どことなく一線を引いているマルコさんが初めて自分から干渉したのが主人公です。おまけにあまりにもな境遇の子ですから、つい面倒を見てしまう。本当に人間らしくなっていったのは果たしてどっちだったのか。あんまり書くとネタバレになっちゃうのでこれに関しては多くは語らずとしておきます。

 続いてローです。これは世間の攫われヒロインと違くするつもりで書きました。一概に否定するつもりはありませんw ただ、気に入られて無理やりローの船に乗せられたヒロインが、あまりにも馴染み過ぎてるなぁと思うことがあったので、いくらローがかっこいいとはいえ、両親や生活を奪われたらこれくらい絶望しちゃうんじゃないかなぁというお話。この場合はローを死ぬほど恨んでいて、自分と同じ思いを体感すれば良い、というわけで演技をしたんですね。ペンギンやシャチやベポがどれだけ優しくても、かなわないものはあると思います。試験的にですが、こんなヒロインがいても良いんじゃないかということで書いてみました。

 続いて宗谷さん。今までで一番宗谷さんが喋りました。こんな口調で良いんだろうか。でも年の割に子供っぽい口調のイメージがあったので…うん。これに関してはあまり深く考えてはいないので特に無いのですが、言葉じゃなくて行動で示せば良いと思っている男の人は多いけど、女の子は言葉が欲しいときもあるんだよーっていう感じ。ライオンの人たちはみんな言葉で伝えるのが苦手そうですねw 宗谷さんは、口を開けば甘い言葉も恥ずかしがらずにさらりと言える、と思います。
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