1.舐め合い

「ひんかいっ、イっひゃらめらよ?」
「ぅ…。」

新開が快感に耐えているこの顔が好きだ。眉間に若干シワを寄せ、頬を紅潮させ、潤んだ瞳がたまらなく私を欲情させる。本当に同級生か?と疑いたくなる彼の色っぽい顔をずっと見ていたくて、ついつい焦らしたフェラチオをしてしまう。口に含んでゆっくり吸い上げたり、裏筋をつぅっと舐めると喘ぎ声にも似たため息が聞こえた。

「きもひい?」
「んく、ぁっ、しゃべるな、くそ…」

首を反らして耐える新開が本当に愛おしい。それにいつもは彼のペースにもっていかれてしまうのだから、たまには私が主導権を握るのも悪くないんじゃない?今日はいつものお返し(いや、仕返し?)ができそうだ。

何十分くらい焦らしてやっただろうか、ビンビンになった新開のブツを手で激しく扱きながら、口で強めに吸うと「あっ!」と声をあげてあっけなく射精した。
肩で息をする新開を横目に、口内に残る白濁を吐き出すため、洗面台に向かおうとした。が、突然腕を引っ張られベッドの上へ倒された。
驚いて飲んでしまったが、それ以上に驚いたのは再び硬くなったものが口に入ってきたからだ。さらに私の上に乗ったまま、私の脚を開き、顔を近づける。新開のまだ整わない呼吸を秘部で感じると、そこがじわっと濡れるのがわかった。

「フェラしただけでこんな濡らしちまって…」
「んむっ」
「心配しなくても俺がきれいにしてやるからさ。」
「っ、んん!!」

新開にソコを舐めあげられくぐもった声が漏れる。

「あれ?舐めても舐めてもきれいにならないな。どんどん出てくるけど。」

顔は見えないがその台詞から絶対悪い笑顔を浮かべていると予想がつく。今日は私のペースに持って行きたい、抗うように口に入ったブツを必死に吸い上げた。しかしその抵抗も新開が私の中に舌を入れた事によって一蹴され、声を上げた反動で新開のモノが口から出てしまった。

「あ、ぁ…っ」
「あれ、名前はもう終わり?」
「ちがっ、ふ、あぁん!!」
「もっとちゃんと舐めてくれなきゃ、俺イけないよ?」

必死で舐めようとするも、下半身からくる快感でなかなかうまくできない。手で掴んで舌を当て反撃しようとしたが、新開が濡れそぼるソコに指を突っ込んで、クリトリスを舐め始めた事によって失敗に終わる。

「クリいじられるの、そんなに気持ちいい?」
「や、ダ、めぇ…」
「あ、足りないの?じゃぁ中もちゃんと構ってやるからさ。」
「やっ、あぁぁあぁ!!」

クリトリスと中を同時に攻められ達した。でも新開は舐めるのをやめようとはしない。

「やだ!あ!も、むり…!」
「無理じゃねぇだろ?」
「しんか、いっ、やめ、て…!」
「俺をイかせたらやめてやるよ。」

さっきみたいにな、と笑いながら新開は穴やクリトリスをひたすら舐め続けた。
新開ペースを破るのは絶対無理だと悟った。

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