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「名前、クリスマス何が欲しい?」
「んー謙也が欲しい!!」

まぁ随分と可愛い事を言ってくれるなと思った俺が間違いであった。軽いノリでなんぼでもやるわ!と言ってしまったのが最後。「ありがとう!」と眩しい笑顔を浮かべ、名前がどこからかリボンを取り出した。



「ちょぉ待ち!写メはあかんやろ写メは!!!」
「謙也がクリスマスプレゼントなんだもん。いいじゃんか。」

俺の頭と首には真っ赤なリボン。そして手と足にはピンクのリボンが固定された状態で結びつけられている。ピロリーンと名前らしい間抜けなケータイのシャッター音が鳴り響く。撮られた。死にたい。

「じゃぁ次はこっちに目線を…」
「絶対嫌や!!」
「えぇ〜」

ケチ!と名前に言い放たれるが構へん。プイッと顔を逸らすと名前が俺を押し倒し馬乗りになった。

「な、何すんねん!」
「拒否されたらされたで萌えるので…謙也には新しい服をクリスマスプレゼントするからさ。」
「それどういう…あ、コラ!!」

俺のシャツに手をかけた名前がビッとシャツを無理矢理あける。おかけでいくつかボタンが取れた。最悪や。そんなのはお構いなしに名前は写真をとり続ける。

「うわヤバい、レイプっぽい。」
「いや、っぽいちゅーか逆レイプ…。」
「もっと過激なのも見たいな。」
「アカン、それはアカン!」

ズボンに手をかけられ必死に抵抗するが、手足の自由が効かない上に、馬乗りにされているためズルリとズボンとパンツが下ろされた。

「わぁ勃ってんじゃん。」
「ーーーッ…!!」
「ここにもリボン巻いたげるね。うん、すごく可愛いよ?」

再び切られたシャッター音が俺の鼓膜につく。同時に我慢汁が溢れたのが分かった。それをみて名前は調子にのってケータイを片手に手で扱き始める。

「謙也結構マゾっ気あったんだねぇ。」
「はッ、ちゃう、わ!」
「そう言う態度が煽ってるってわかんないかなぁ?」

扱く手を止めスカートをはいたまま自分の下着を脱ぐ名前。徐々に腰を下ろし、俺のリボンのついてるちんこは名前の中に飲み込まれていった。そして上下に名前が腰を動かし始める。

「ん、謙也ぁ、気持ちいい。」
「名前、も服、脱がんかいっ。」
「謙也だけ乱れてるのが良いの!ほら、あ、今度はムービーだ、よ。」

俺の上で揺れる名前は、ケータイを俺の顔に向けている。本当に撮られているかは定かではないが、この犯られている感じは正直たまらない。一方的に快感を与えられるのはしゃくだったが、名前が声を漏らしながら俺を求め、淫らに腰を振る姿は、絶頂への起爆材料となってしまうのだ。

「ん、ふ、ぅぁ!」
「うわ絞ま…むっちゃビクビクしと、る、くッ!!」

先にイったのは名前で、俺は名前のオーガズムの収縮によって達した。脱力感でぐったり仰向けになっていると、ぐぽっと音がして名前の中から精子まみれになった俺が顔を出した。流れる白濁は先程のリボンを汚し見るも無残な姿となっていた。

ピロリーン

間抜けな電子音は名前のケータイからで。

「可愛い謙也をありがとう!」

何が可愛いかわからないが俺のリボンちんこを写メに撮って喜んでいた。


(ちゃんと消し…)
(え、やだよ。謙也がプレゼントだもん。)
(データやなくて俺自身をやるっちゅー話や!)


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