he eats her

he is eaten by herの続編みたいなお話


さて、次はイボ付きバイブでも挿してやろうか、ケーキの苺を突っ込んでやろうかと思案していると私の体は反転し、天井と靖友が見えた。

「名前、ちょっとお遊びがすぎるんじゃナァイ?」
「靖友…あれっ、腕縛ったのに…。」
「バァーカ。あんなリボンで結んだぐれぇじゃすぐほどけるっての。」
「うわっしかも素面に戻ってる?」
「さっきよりはな。でもまだ残ってるぜ?」

先程の媚薬入りジュースを口に含んだ靖友は私の口を塞いでそそぎ込む。重力に従ってそれは私の喉へ体内へとおちていった。
その隙にぐっと服をまくられて半端に脱がされ、袖で手首を固定される。べろっと這う舌や時折肌に触れる靖友の頬は熱を持っていた。

「さっきからな、倍返しで喰ってやろうって下半身が疼きっぱなしなんだヨォ。」

身体のラインをなぞるように舌を這わせ、徐々に下へと下がっていく。靖友のせいなのか媚薬の効果なのか、私の体も熱を持ち下腹あたりがずくんとしたのが分かった。下腹部を舐められながら同時にスカート、そして下着を脱がされ足首にかけられた。靖友の濡れた息が脚の付け根にあたるだけで、ピクリといつにも増して感じてしまう。

「あーぁすげぇグチョグチョなんだけど。ヨダレ垂らしすぎなんじゃない、」

ここ、とさっき開けたケーキをすくいとって穴に埋め込む。突然の異物感に我慢していた声が思わず出てしまい、身体を強張らせてイってしまった。こうなってはもう快感のスパイラルは止められない。

「名前の口、旨そうにケーキ喰ってさ、指までくわえ込んじまって離さねェの。」
「ぃ、んあ!」
「もっと欲しい?」
「欲し、いよぉ…」
「何が欲しい?ケーキ?指?」
「あんっ靖友のがっ」
「俺のナニ?」
「や、す友の、おっきぃの、たくさんちょうだい…」

満足そうに口角を上げた靖友はいきり立つ自身をドロドロになった私の中へ捩込んだ。圧迫感と敏感になったそこのせいで意識を手放しそうになる。

「身体がもつまで何度でも食わしてやるよ。」
「ひあっあっあん!」

ぢゅぱんっぢゅぱんと結合部から響く欲望の音。たたき付けるようにして肉をぶつけられビクビクと中が痙攣する。それでもお構いなしに靖友は私の中を貪り食い続けた。


(倍返しで喰ってやるっつったろ?)

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