peak of ecstasy

新開君のセックスは長い。と言うのも、彼の興奮のピークは、少し遅れてやってくるからだ。

「はぁ、はっ、」
「悪ぃ、また中に出しちまった。」
「ピル飲んでるし分かってたから良いよ。んっ…」
「ホラ、ちゃんと後始末しなきゃな。」
新開君は私の股を開き、膣に指を入れ自分の出した精子を掻き出した。ドロ、とした少し気持ちが悪い感覚が太股を伝う。
何度か指を出し入れし、後処理をしていると次第に新開君の息が荒くなっていくのが分かる。
「名前…。」
潤んだ垂れ目をこちらにむけ、色を含ませた声で名前を呼ばれる。彼の下半身に目をやると先程以上にいきり立って、すでに透明の液体が先走っているのがわかった。

彼の興奮のピークは「精液にまみれた身体」を見た時にやってくる。
たいてい一度吐精すると萎えてしまったり、けだるさが身体を襲うはずなのだが彼の場合は違う。白濁で汚された身体や、膣口から流れでるソレを見るとさらにたぎるらしい。まさにウサギ並の性欲の強さだ。

「またシていい?」
「だめって言ったら?」
「…こまる…。」
「ごめんごめん、シよ?」
ありがと、と困ったように笑いながら再び私の身体に覆いかぶさる。深い口づけをし、脚に新開君のものを擦りつけ始めた。我慢汁と先程の精子がぬるぬると太股を濡らしてゆき快感を誘う。
「名前の脚また汚れちゃった。」
「汚しちゃったの間違いでしょ…。」
「はは、そうかも。超ゾクゾクすんね。俺、もう限界だわ。」
再び新開君が私の中に入ってきた。すでにぬるぬるになったソコは躊躇なく受け入れる。
「く、ぁ、」
「あん、新開君っ、そこ、奥…!」
「キモチイイ?」
「ん、すごいイイ、よっ」
「俺も、名前の見ると、興奮する…ほらっ」
ぐいっと私の腰を持ち上げて見せ付けるような態勢で続きをする。
「見え、る?俺のと、名前のでぐっちゃぐちゃに、なってんの。」
「ん、見せちゃ、やぁ」
「ちゃんと見て、もっと奥まで入れてあげるから…!」
「んん!あっ!だめ、イく!」
「ぁ、俺も…!」
「い、あぁあ!!」
腰を持ち上げられた状態でイってしまい、新開君も私の中から抜いてお腹の方へ向けて達した。
「ふあ、またたくさん出ちゃったね…」
「…。」
「新開君?」
「ごめん…。」
「え?」
「精子かかった名前見てたら…。」
「いやいやいやちょっと…」

「ねぇ、もっと汚させて?」


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