don`t forget to wear ×××

忘れはいけない忘れ物をした事に、朝学校の下駄箱で気が付いた。非常にマズイ、どうしよう。

「名字、なァにボサッと突っ立ってんだヨ。」
「!あ、おはよう、荒北…!」
「おぉ。…具合でも悪ィの?」
「い、いやいやいや別に!」
「かばん抱きかかえちまって。」
「あの、それはちょっと…。」
「何か隠してねェ?」
「かっ隠してないよ!!」

荒北が怪しそうに胸元に目をやった。抱き抱えたかばんをにぎりしめる手に力がこもり、視線が泳ぐ。そんな私の挙動を見て「あぁ。」と荒北は何か納得し、ニヤリと笑った。

「ノーブラはマズイだろ。」
「ちょ、ちょっと!声デカイ!」
「あ、図星ィ?」

しまったと思った時には遅かった。荒北はぐいっと私の肩を掴んで歩きだした。


*


「本当にしてねェんだナ。」
「うっさい…!」

連れていかれたのは空き教室。ドアを閉められ、ガチャリと鍵がかけられると、胸を掴まれた。

「わざと忘れたのォ?」
「んな、ワケないでしょ!って言うかしれっと揉まないでよ!」
「揉まれるために忘れたんだろ、なァ?」
「ひぅっ。」
「ここビンビンになってんじゃん。」

荒北に言われて胸を見れば、ブラウスの上からでも分かるくらいに乳首がたっている。「見えんだろ?」なんてわかり切った事を聞かれて俯いていたら指でクリクリと捏ねくり回された。

「服の上からでも感じンの?」

顔を覗き込まれて相変わらず楽しそうに聞いてくる。本当に嫌な性格してる。
せめてもの反抗で、何も答えず睨みつけたらパンツに手をつっこまれた。

「最っ低…!」
「ハッ、最高の間違いだろうが。ホラぁ。」


パンツから引っこ抜いた愛液まみれの指を目の前でチラつかせる。それを見せ付けるようにベロっと舐められ、背中がぞくっとした。耐え切れなくなって自分の下半身を、当てられていたモノに擦りつけると、荒北の口角が上がったのがわかる。
その瞬間、机の上に押し倒されて唇をふさがれた。下の方でカチャカチャ音がしたかと思うと、ずぶ、と荒北のモノが入ってきた。制服の上から胸をわしづかみにされ腰を打ち付けはじめる。

「着たままってのもっ新鮮で良いなァ。」
「ひぁっ、ん、あ…」
「名字は?良い?」
「私は、ぅあ!直がいいっ」
「なにが直がイイって?」
「胸、ちゃんと、さわって…」
「ったく最初っから素直に言えっての」

制服を捲り上げて胸をなぶる。敏感になっていた身体はそれだけで反応し、声が止まらない。さらに荒北が腰を振りながらちゅぅと乳首に吸い付いて背中がのけ反った。

「スッゲまんこ締まるゥっ」
「んっい…あぁ!またっ、ゃ、ぁ!」
「へばんなよォ!」

パンパンパンと肉がぶつかる音と喘ぎ声が教室に響く。胸の愛撫は止まらず、絶頂が近づいてくるのがわかって荒北の背中に回した指に力が入った。

「おら、ココがイイんだろ?」
「ふぁ、だめェっ、奥あたっ、やん、あ、あぁっ」
「く、ぁ、イけよ…!」

最奥に打ち付けられてあっけなくイってしまった。その収縮に「出る…」と声を漏らして荒北が吐精したのがわかった。

ブラを忘れ、脚を精液まみれにされ、さらに授業に遅刻した今日は、本当にツイてない日だと思った。

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