「ラモォー!会いたかったよううぅ〜ぎゅうう!」
「俺も俺もっ!ぎゅ〜……ってちょっとたんま!誰それ俺?ジロウラモからのラモ!?俺イタリア人じゃないC〜」
「えへ、ごめんごめん!じゃあなんかイタリア語話してみてよ!」
「ねえ話聞いてた?」
「話せないの?」
「…たぶんできる!」
「ほんと?!」
「でも難しいからちょっとでいい?」
「いいよー」
「その代わり、なまえも喋ってよ」
「えー!むりむり!あ、でもこないだ本読んだから中国語ならいけるかも」
「マジ?!スッゲーじゃん!じゃなまえは中国語ね!」
…じゃあ、いくよ?
北京!(OK!)
※以下2人の中では通じあっています
「ピッズァ〜ラ、オトドケ?(ねえ君、今夜ピザでも食べいかない?)」
「え〜タオパイパイ…(え〜どうしようかな)」
「モッツァレェエラ!カルヴォナゥウラ!(行こうよ〜!カルボナーラもあるしさ!)」
「リン、…リンリンランラン!(そう、ね…そうねいくわ!)
「ワァーオ?!グラッツェ!(本当に?!ありがとう)」
「ドイタマ〜らんま1/2〜(どういたしまして〜らんま1/2〜)」
「……」
「……」
「ッスッ ゲェエエエー!!」
「天才!ジローすごい!」
「なまえだってすごいよ〜!」
「帰ったら謙也に教えてあげなきゃ!」
「ね、謙也って大阪の足はえーやつ?」
「え!ジロー、謙也のこと知ってるの?」
「氷帝にそいつの従兄弟いるんだよねー。侑士ってゆーんだけど。会いたい?」
「あんまりー!楽しくなさそう!」
「うんつまんないよ!てかどっかいくー?」
「あ!謙也に東京のお土産買う!」
その頃。
「ぶえっくしょーい!ふえぇえい…」
「うわ、親父くせー。なに、侑士風邪引いてんの?」
「……いや。なんやようわからんけど今ものっそい嫌〜な感じしよった」
「なんか噂されてんじゃね?」
「照れるわぁ…」
「あ〜はいはいはいはいっと」
「…わあすっごいめんどくさそう!」
なにこれ珍百景。
アホの子は謙也くんが大好きなんです。
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