小話 | ナノ

鳥と鼬と鼬の話

*会話文のみ




「そういやお前さー、最近恋人出来たんだって?」
「はいっ、久緒太君って言うんです!」
「へー」
「……聞いた割りには殆ど興味なさそうな反応ですね」
「まぁーねー」
「む・か・つ・く!」
「こンな胸のない奴のどこが良いのかねー?」
「だから、胸ならあるってば!先月よりも1ミリは大きくなったんだから!ちょ、さり気なく触ってるんじゃないッ…!!」
「……」
「何ですかその哀れみの目は!」
「…いやー別に?そんな目なんかこれっぽっちだってしてませんけど」
「白々しいわ!」
「……何やってるんです?」
「夜刃さぁん!!」
「水華月、どうかしたんですか?」
「この鳥野郎が貧乳貧乳馬鹿にするんです!」
「それは………ゲイル。確か貴方は俺の袖ビンタ、食らったことありませんでしたよね?」
「オイ、目が笑ってねェぞ!ってか男ならやっぱり巨乳だろ。ボンッキュッボンだろ!」
「そんな方しか受け付けないのは、俺が知ってる中で貴方くらいなものです」
「んな訳あるかムッツリ野郎」
「人聞きの悪い。それから俺はオープンです、わざわざ隠しません」
「「堂々と言う事じゃない…!」」
「それは兎も角、ゲイル」
「あ?」
「さっき、さり気なく…いえ、確り水華月の身体を弄んでましたけど、」
「ソッチの方が人聞き悪いだろ!」
「水華月の恋人さんに殺されなきゃ良いですね、ええ」
「は」
「何でも凄く腕のたつ忍者さんだそうで…今から背後を気にしといた方が良いじゃないですか?」
「……」
「取り敢えず土葬ですかね。何処かに葬儀屋さんとか居なかt」
「水華月、悪かった!悪かったから、恋人に何にも言わないでくれ!!」


終われ。



>うん。二軍の半分はこんな感じです。
お兄ちゃんと、お父さん兼お母さんと、妹。
水華月とゲイルは実は仲いい。表面上は最悪なんですが。
それから、夜刃の口調が自分の中では凄く好きです。一人称が俺でですます口調。
手持ちは確り短文よりも確実にこんな会話文中心だと思います。
宵子さん宅の久緒太君を名前だけお借りしました^^
恐らくゲイルは瞬殺されると思う。


110628






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