朝起きたら縮んでました。

「え、何これドッキリ？」
「主、おはよー…え」
「うん？」
「…………」
「…………？」
「なんか主、ちっちゃくね？」
「ちっちゃくなってるんだよ？！ちゃんと見て！」
「いやいやいやいや、何これ何これ何これ！？時間遡行軍の呪い！！可愛いけどさっ」
「加州は冷静なのか混乱してるのか、分かり辛いな！！どっちだよ」
「一回騒いで冷静になった」
「そりゃ、良かった」
「とりあえず、降りようか」
「一番、長谷部が怖い。色んな意味で」
「あー…うん、そん時は俺助けるって」
「私の命預けた」
「いつも俺たちが命預けてんだけどなぁ」


(あ、あ、あ、主ーーーーーーーーーーっ！！)
(ぎゃああああああああ！！)
(なんと…なんと、お労しいお姿にぃぃぃ！！)
(長谷部の腕力で今の主を抱擁なんてしたらこの人の全身の骨砕けるからやめて)
(私、殺されるかと思ったわ)

暫く長谷部には秒で主接近禁止命令が下された。