「ちょっと、明石重い」
「自分、寒がりなんですわぁ。おーさむっ」
「いや、寒いのはわかるけど。私は重い」
「まぁまぁ、気にせんといて下さい。ちゃーんと、加減してますんで」
「いや、気にするわ。いい加減どけ。重いっつの！」
「主はんも大変ですなぁ」
「え、このタイミングで言う？なんで私この人を今日の近侍にしたんだろ。昨日疲れて頭回ってなかったからかな」
「ええやないですか、たまには自分だって主はんと居りたい思たらいけまへんか？」
「………」
「何ですのん？その怪訝な目ぇは」
「いや、幻聴が」
「酷いですわぁ」

(明日は吹雪くんじゃないだろうか、割と本気で心配した)