「(ムクリ)………………寒い………………(すやぁ)」
「あるじさまー!あさですよーっ」
ドカリ
「っぐぅえ…」
「ほら、主さん起きて起きて」
「今日のあるじさんの服は何にしよっかなぁ」
「最近、冷えてきましたから暖かいお召し物がいいのではないでしょうか?」
「あるじさまはなにをきてもきっとおにあいですよ!」
「…と、とりあえず、降りて今剣」
「あれっ、でも薄着物しかここにないよ?」
「そこは、先月…片付けた、夏物のふ…く」
「ほら、寝ようとしなーい」
ゆっさゆっさぐわんぐわん
「…√。や、え※〇ほた、×≠うえっ…」
「え、何て言ってるのか聞こえないよー」
(だったら揺さぶるのやめろ蛍!)
「よし、これにきーめたっ!」
「………………乱、そのピンクの私に着ろと?」
「え、ダメかな?!」
「「とりあえず部屋出て」」
「「え」」
「おい、何でそこの二人。いちゃダメなの?みたいな顔してんだ」
「「ええ―――――っ!!」」
其処に関しては平野と蛍と今剣を少しは見習え!
(ダメに決まってんだろ!何が悲しくて野郎の前で着替えないといけないんだ!)