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五条




「あ、歌姫せんせーい!」
「繭……ちょっとアンタの後ろにいるそいつ何」
「ひっさしぶり!歌姫、可愛い後輩の五条悟くんでーす」
「誰が可愛い後輩よ!」
「気にしないでください、その内どっか行くと思うんで」
「君たち、ホント容赦ないね」
「で、何でアンタがここに居るのよ」
「なんでキレてんの」
「実は高専出る時に先生に見つかって、そのままズルズルと」
「…こいつアンタのストーカー?」
「可愛い可愛い教え子が危険な目に合わないようにエスコートしてあげたのに何この言われよう、先生傷付く
「(無視)繭は何食べたい?」
「(無視)んー、歌姫先生お酒飲みますよね?」
「んー、僕のオススメはね…」
「アンタはとっと帰りなさいよ!」
「冗談。歌姫も繭も弱いし、何かあったら困るでしょ」
「アンタの基準で比べないでくれる?」
「先生の程度で比べる事自体そもそも間違ってません?」
「何その握手」

意見の合致に思わず歌姫先生と固く握手を交わした。

2021/09/15 10:22