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五条




「繭ー、今週末僕とデートしよー!」
「え、ヤダ」
「…あの、せめてもうちょっと考えようよ。即答って先生傷付くから」
「どうせ任務か出張ですよね、一人でどうぞ行ってきてください。がんばれせんせー」
「まぁまぁ、そう言わずに。ほら、繭って弱いから偶には先生の見学ーーーーっておーい?聞いてる?」
「あ、もしもし歌姫先生。お久しぶりです。突然ですけど五条先生って死ねばいいと思いません?女の敵って言うか私たちの敵だと思うんですよね」
「あれ、繭ちゃーん?」
「あ、ですです。なので今週末あたり一緒にお食事しながらお話しません?ま、食事が不味くなるかもですけど私たちのストレスは大分軽減されるかなぁって」
「今週末は先生の任務の見学だよー」
「ありがとうございますー!はい、ではまたお日にち近付きましたら連絡しますね、はーい、お疲れ様でーす。………って事で週末予定入りました」
「いや、僕のことガン無視して予定捩じ込んだよね?」
「先生の任務に同行するくらいなら真希か棘の任務について行った方が百倍マシだと思うんですよね」
「え、なんで」
「先生、異次元過ぎてついて行けないから」
「いや、棘も似たようなもんじゃない?」
「って事でお疲れ様でしたー」
「あ、こら!先生の話は最後まで聞きなさい!」

2021/09/15 00:00