僕のモノを咥えて懸命に舌を動かすクロームの髪を撫で、時には指に絡めたりしながら彼女の様子を観察する。
「ん、んぅっ…」
羞恥心に頬を染め、僕に快楽を与えようと必死な姿を見ていると自然と口角が上がる。彼女は時々、僕の様子を窺うようにこちらを見るのだが、目が合うと恥ずかしそうに視線を逸らしてしまうのも彼女らしく、愛らしい。
「それ、良いですね。もう一度シてください」
「は、ふっ、」
「そう、それです。ん、少し、動きますよ…」
「ん、はっ…んんっ…!」
限界が近づいた僕が腰を振りはじめるとクロームは、苦しそうに眉根を寄せながら僕のモノを手で扱き、舌を動かして愛撫をつづける。その舌使いは、ぎこちないが僕を興奮させる効果は十分過ぎるほど。
「くッ、ん…クローム、残さず飲んでくださいね?」
「は、…む、ん! んぅ、っ…!」
吐き出した精液を必死に飲み込むも、彼女の小さな口では全てを飲み込むことは当然出来ず、残りは顎を伝いポタリ、ポタリと零れ、シーツに染みをつくった。息を乱しつつ、申し訳なさそうに僕を見つめる彼女が愛しくて堪らない。『戯れ』
(さて、クローム。本番は、まだまだこれからですよ)
20100311