「確かに、何を言ってるんだとは思いますけど」
「だよな。くっだらねえ」
「彼は何も分かってないんですよ」
「大人しくしてりゃいいんだ」
「君はどうなんです?」
「なにが」
「今後……」
「従うっきゃねえだろ」
「それ、どっちにですか」
「フィフスセクターに決まってる。お前は!」
「……面倒は嫌いですから」
「だろ? あー、俺の不幸が全部まとめてあいつに降り注がねえかな」
「たとえば……?」
「課題テスト平均以下だった」
「それくらいならはねのけちゃいそうですよね、彼」
「だよなあ……」
(速水と倉間)



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