「なんか、さ……」
 影浦が黙ってこちらを見る。言いかけた言葉をしまって薄く開かれた唇に応えた。
「……最近変」
 腰に手を這わせるとびくりと身体を跳ねさせた。抗おうとする手をはたいてユニフォームの裾を捲ってやる。
「な、三重内」
 僕は答えなかった。お前は変わってしまったんだね。乱れた髪を捕まえてやる。
「女みたい」
「……」
「聞いてる?」
 気に障ったのだろうか。
(三重内と影浦)
(大人の指→)




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