ねえ、あなた、あの人の一番になりたいのね。少し背が低くて、でも勇気のあるあなた。
 私もそうなの。あの人の一番になりたくて。でも私はあの人そのものだから。
 私はあの人だから。だから分かるの。あの人の一番はあなたじゃない。そして私でもない。
 私はあなたの想いに気付いてしまった。いずれあの人も感付いてしまうかもしれない。頑張って秘めるわ。安心して。
 私はあなたとお話しすることもできない。抱き締めることくらいはできるかもしれない。でもそれじゃあ、嬉しくないのよね。
(ダラマンガラスと幸恵)



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