「君と話してるとさあ」
「何かあるの?」
「落ち込む」
「どうして?」
「君の声、綺麗すぎるから」
「よく言われるの」
「やっぱり」
「私の声が好きだって」
「僕も好きだよ」
「……」
「ごめん今の、声がってこと」
「それなら、私はあなたの前以外じゃ喋らないことにするわ」
「ええ?」
「その代わり、他の誰も寄せ付けないでちょうだいね」
(桂本とネイロン)



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