「で、どうなの?」
「お前もな」
「何が」
「あの先輩のこと気にしてたし」
「してないよ。そっちはどうなの」
「うーん……好き、とかじゃないんだよな」
「じゃなきゃ気のせいじゃない?」
「違う」
「即答だし」
「けど多分、俺はあいつを描くためにここに来た」
「言えば? 本人に」
「笑うだろ」
「誰が」
「お前」
「本人は?」
「確実に引く」
(田中と絵嶋)



|
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -