odai
set
○と△
- 蝶と円環
- ローファーと鉛筆
- 麦わら帽子と宇宙船
- 白鯨と荒雲
- 月と蟹
- 蛇と無花果
- 花籠と螳螂
- 贄と祈り
- 灰と夜
波間のきみとエトセトラ
- 潮風、パラソル、くるくる
- さざ波、サンダル、ぷかぷか
- 夕焼け、左手、ゆらゆら
- 口笛、ハミング、るるる
- ミラクル、とけてく、ふたり
あの子にまつわる音色のすべて
- ふわふわ、きらり
- ぴかぴか、ぽたり
- どきどき、にやり
- ひらひら、くるり
- めろめろ、どぼん
あまくておかしなロマンチカ
- 初恋にはホイップクリームを添えて
- ピーナッツバター戦争
- ミルクに溶かしてお飲みください
- ペパーミント・キッス
- ソルトシャーベットをひと匙
- チョコレートナッツの惑星
- キャラメルのベッドでいけないことしよう
- ソフトクリーム登頂計画
- 僕の宇宙はドーナツの形をしている
優しいことだけで満たして
- 眩しい朝だけを数えたい
- 美しい色だけを知りたい
- 愛しい永遠だけを生きたい
- 正しい僕だけを見ていて
はじまってしまえよ
- こおりづけのまなこ
- ぷるぷるのたましい
- すべてさいわいのうみ
- ないしょにしてはいけません
- もうちょっとほうっておいてよ
- ひっくりかえして、よくみてね
- ありふれていとおしいうつしよのえそらごと、おしまい
さよならまでが恋だから
- 下手なのは笑顔だけにして
- あなたの頬の温度と同じ
- 涙を煮詰めてジャムにしよう
- 救われなくたっていいよ
- スキップするかかとに面影
- ありふれた明日と花束と
- ばいばいしてくれたらいいのに
キスの10題
- 背伸びの先のアントルメ
- あの夜の淡く匂い立つ首筋へ
- 不意打ちと檸檬
- カーテン裏の小宇宙
- あまやかな熱とメルト
- ふっかつのまほう
- 嘘泣きは恋のはじまり
- ゆめゆめ離るること勿れ
- 正しく愛するためのエチュード
- あなたにかける最後の呪い
single
001 - 100
- 遺響の海をゆく
- 暁に似た体温
- あとは野となれ花となれ
- 神様たちの残り香
- こびとのダンス
- 永遠は廃止されました
- オリオンをたたんでポイ
- 角のパン屋のお嬢さんと黒猫のレーシュカ
- たぶらかして、だめにして
- おやすみ、次の春まで
- 光の吹き溜まるところ
- スウィーティー、お手上げだよ
- 凛夏青々
- 夜行するプシュケー
- 愛は飴玉で買える
- A day in the dark
- Lead me to the light
- 朝焼色の瞳
- 夕映色の爪先
- 星空色の足跡
- 誘惑星テレパシー
- 夜明けは枕の下に隠した
- アルティメット・アルカディア
- 特等席はご用意できませんでした
- 花の爪痕は虹色
- 際限のない幸福をあげよう
- 透明な傷をなぞって
- 推して知るべし恋模様
- 乙女の裏地
- 七つ目の楽園で待ってて
- レモンをかけて食べちゃうよ
- 高級な魔法をどうぞ
- 燃ゆる野に立ちて
- まどろみのなかで生きていたい
- みっつ数えたらきみは僕のもの
- 充電してください
- 極彩色の心臓
- 水に燃え立つ夜光虫
- 薄玻璃の輪郭を融かして
- 涙の海で君を飼う
- 晴れのち曇り、ところにより流星雨
- 泥濘に咲くピオニー
- 明日には灰も残らない
- やわらかな楔
- 泡になったっていいの
- 悪い子は真似しないでください
- さよならは冷蔵庫にしまっておいて
- 月の河のほとりにて
- 赤い傘さしてあげたい
- 夜明けを見た獣
- しましまパジャマの憂鬱
- 最後の日には手紙を書くよ
- ペタルスイートな夢をください
- やがて青になる
- バナナボートで旅に出た夜のこと
- 約束のジェミニ
- 千年後の氷解を夢見てる
- さんざめく雪原
- 地平線まであと3歩
- 満月を齧ったのだあれ?
- 闇夜を泳ぐ残像
- 花苑にて溺死
- 春の過ぎる速さで
- グッド・オールド・シーズン
- 心ごと透明になれたら
- リリーの秘密を教えてあげる
- 洗いざらしの劣情を纏う
- 色は匂えど、去りゆく君を
- 振り向いたらおしまい
- 青光りポートレイト
- 瓶詰めのコメット
- コップの底には何がある?
- 赦しの聲はきっとさざ波に似ている
- あなたがくれた孤独を生きる
- まぶしさで明日も見えないくらいに
- 清廉なる慕情を捧げよ
- インヴィジブル・サマー
- 役立たずのくちびる
- Lost in Heavenly Blue
- 奇想天外症候群
- やさしい純情の殺し方
- 君に落ちる孤独の融点について
- 降り注ぐ未来で霞んでしまうよ
- 褪色するユートピア
- ふわり、水平線を吹き消して
- 宵待乙女、猫横丁をゆく
- 麗かな終わりへと導いて
- 鈍色のひかり
- 魂も焼いちゃえばよかった
- 薄明の呼吸する音を聞いている
- あなたにだけ伝えたいみっつのこと
- きみには教えてあげないただひとつのこと
- 暗がりでワルツ
- ポストに入らなかったので
- 君が鮮明なら明日はいらない
- ひと撫で三百円です
- 凍えた喉笛で愛を呼ぶ
- 奈落からカーテンコール
- 深遠なる夢の淵にて
- オードリィのハイヒールをどこへやったの
101 - 200
- あとは夜に還るだけ
- 愛し愛され滅びゆくのだ
- やわい慕情を抉って、裂いて
- 逃げたスピカを探す旅
- 常春の庭
- 謳え青春
- こいごころたまごとじ
- 硝子のヴェール、虹の靴、花びらのドレス
- 瞳を焼くシリウス
- ノートの端っこでいいからそばにいさせてよ
- 青を刺したこの心臓
- 燃え落ちて終わるまでの話
- パンドラと金の星
- マスカレイドと銀の舟
- 浅はかな少女のままでいたかった
- 紅茶の海に匙の櫂、角砂糖の島を目指して
- あいにじゅべいべー
- いつかこの手にあったまぼろし
- 幾つもの夜と朝を分かち合って僕らは
- 金平糖ひと粒くらいの愛
- 手つかずのまどろみ
- さあ甘やかして頂戴
- かくも浅ましきこの両手
- 金魚に飴玉
- 午前二時、君の可憐を剥がす
- きのう食べたふわふわ
- あなたの理由になりたかった
- ジェーン・ドウ、僕のマドンナ
- 波と雲のあわいに溶けてく
- イングリッシュマフィンならあるよ
- ペールブルーにくちづけ
- ウルトラマリンの夜明け
- 真夜中は瑠璃色
- あの虹彩の色を覚えている
- そんなふうにやわく愛して
- 空っぽに棲む妖精
- 夏までは還らない
- 淡い涙のグラニテ
- 月を食むライカンスロープ
- 比類なきレーゾンデートル
- かじかむ指で追いかけて
- コスモとエデン
- おしなべて退屈な虚構
- 在りし日の青
- 絵空の庭に咲く花
- アルタイルのねごと
- 泣いてる初恋の首を刎ねたのはあなたよ
- 朝まで解けない魔法をかけて
- ミモザの花束で祝福を
- 次の夏に君はいない
- パーフェクトな夜更けに乾杯
- マイ・プライベート・ヘヴン
- メロウダンスへお手をどうぞ
- 花こぼれ紙ふぶき
- あとは来世にて
- ハッピーエンド・エンド
- Right Daylight Overwrites
- 泣き濡れて泥になるまで
- 雨のふるらむ
- いつかアンダンテを追い越して
- 青く、遥かに、鳴り響く
- 24時のまほろば
- 魔女と花園
- つたない二人のつくりかた
- 溶けきるまでのアイロニー
- 踏んでも蹴っても治らない
- まばたきとキスのあいだ
- カレイドナイト・インソムニア
- 吐息も甘い
- 泣かせてごめんね
- 爪先にきみの残り火
- 花になる日まで眠れ
- 降りつもるラプソディー
- グッナイ、クライムーン
- 愛も孤独もない世界
- この夜を燃やしてしまえ
- 白日からどうか僕らだけ切り取って
- さみしさにそっくりな夢を見た
- そこになければないですね
- 6ペンスじゃ足りない
- 恋するパメラの日記
- 銀河にひたしたビスケット
- 明日のむこうのその先の
- 夜の底、朝の果て
- その指で灯してくれよ
- 涙は希釈された祈りであること
- Get you on board
- 永遠に近しいことばで
- 舟底に春紫苑
- 僕をチャームする呪文
- ひなたを泳いで会いにいくよ
- 花盗人の純真
- 或る憧憬を鬻ぐ
- ふれてとけるエナメル
- この恋が光るならたぶん彗星よりも眩しい
- 春風がいつだって君を攫ってゆくんだ
- 伊達男の叙勲
- 願うなら僕にして
- 無垢の顔をした魔物
- 泣きたい夜道
201 -
- 月に昇ってみるかい
- ハルニレの丘より
- 散らば餞
- 海鳴りとスパンコール
- きのうの行方を誰も知らない
- その睫毛に幸いばかりが降り積もりますように
- ざらついた優しさでくるまないで
- トワイライト・ローディング
- 誰かが残した春を踏む
- 詩人に梔子
- 愛というには毒が足りない
- 最後に抱きしめたら完成です
- 夜の焦げ痕
- まがいものなど捨てておしまいよ
- コバルトブルーの讃美歌が鳴ってる
- 楚々としてメタモルフォーゼ
- 道徳的偏愛のすゝめ
- 劣情は沈澱する
- 夜はさむいからそばにいて
- 朝に照らされるだけの生命
- 春より出でて青と消ゆ
- 欲と神聖
- 永遠に届くまで手を繋いでいようか
- 千年経っても飽きないね
- あいしてるの振動
- 今晩、星明かりが落ちたら
- きみんちの宇宙基地
- 恋は心臓の裏側
- おひるねとミルクティー
- 目を閉じなくてもわかるように教えて
- スキップ、ダンス、ユートピア
- ラブラドールのわるだくみ
- 花束に世迷言
- エイプリル、きみのせいだよ
- 愛したかった右腕
- ひとりふたつのてのひら、ふたりひとつのものがたり
- その男、悠久の名を冠す
- 歌うなら地獄の底で
- いつかの暁とロンド
- 世界は今日も君のためだけに朝を迎える
- Sugar makes me bad
- 愛すべき花柄スカートの話
- こぼれ落ちたロマンス
- 水槽を食べる魚
- さよならしか知らない左手
- 僕の後悔に名前をくれないか
- 負け犬によしよし
- 春待つ宵の知るところ
- 不透明水彩の夜
- ひかるうろこをみたの
- 午前四時、海底バスターミナルにて
- プールサイド・ロマンス
- 逃げ水サイダー
- 星を蒔くひと
- 木洩れ日に灼かれるきみの頬をずっと
- 夏めくステラ
- 三十六度でとろけるびいどろ
- こどもの火遊び
- サマーオレンジ、ナイトブルー
- どうぞ溺れて熱帯夜