フェーダの日常
 

メイア「ボンジュール、SARU。窓際で何をしているの?危ないじゃない」

SARU「ふふ、人間達は愚かだね。世界の終焉を告げるこの決戦を楽しもうとするなんて」

メイア「そうね。人間が愚かなら貴方は愚かにはどうやってもなれないわね」

SARU「」

ギリス「メイア…!君を愛してしまった僕は実に愚かだ!」

メイア「ギリス…?何故?何故そんな事を言うの?」

ギリス「僕はもう、君無しでは生きて行けなくなってしまったんだ!!」

メイア「私だってそうよ!!貴方無しでは生きて行けない…っ」

ギリス「でも、僕と君が出会ったのは運命なんだ!だから、死ぬときは一緒に死のう、メイア」

メイア「ええギリス!ああでも私、寿命なんかで死ぬくらいなら貴方に殺されて死にたいの!」

ギリス「メイア…!」

メイア「ギリス…!」

SARU「ねえ何なの君達。見せつける為に来たならさっさと帰りなよリア充爆発してよ本当に」

メイア「あらごめんなさい。貴方がぼっちで可哀想だから来てあげたのよ」

SARU「僕がぼっち?」

ギリス「でもその必要はなかったみたいだね」

SARU「君達…!!」

メイア「ほら、貴方に迎えが来てるわ」

SARU「え」

ギリス「さあ、猿はとっとと猿山に帰って雌ゴリラと結婚するんだ」

メイア「私達のような運命の相手を見つけるのよ!!」

SARU「なんで猿山なのにゴリラがいるの!?」

ギリス「スルー)人間の世界の制圧は僕とメイアの愛の力で成し遂げて見せるよ」

メイア「SARU、貴方もゴリラ界の制圧を相手の雌ゴリラと一緒に頑張ってね!」

SARU「」

ギリス「どちらもそれを叶えた時、また会おう!!バイビー!」どんっ

SARU「えっえっえぇっ!?ぎゃあああ落ちるー!!!」




フェーダの、とか言いながら三人しかいない。



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