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追記


2017.11.21追記



 死柄木くんの悪レベルがガン上がりしてたっていう話なんですけど。

 何がやべーって、あの私刑の動機が「仲間(マグ姉)の仇討」とかじゃないことなんですよ。「おまえ偉そうで嫌い。だからおまえが嫌がることを考えてきた」なんですよ。ともすれば見惚れそうになるほど美しい純粋な悪の発露なんですよ。平たく言ってしまえば、ただの嫌がらせ行為なんですよ。

 で。その為に「敵が(死柄木が)」「見事な連携プレーをしている」っていう事実がまたやばい。

 今まで一人で成立していたオールマイトという存在の影響もあってか、ヒーロー側は今も昔もスタンドプレーが多いと思うんですよ。その方が漫画的にやりやすいという事情もあるでしょうが、ともかく。敵が連携プレーをしてきたのに、ヒーロー側は未だスタンドプレーであるという歪みはいつかきっと表面化するんじゃないかなあ、と思うわけです。いや今後ヒーロー側も改善姿勢を見せるかもしれないんだけど。
 思えば、合宿襲撃のときも敵は連携してましたね。でもあのときは死柄木は直接参加していなかった。今週のヒロアカで死柄木が連携プレーをしたという事実は、USJ襲撃時の子ども大人がいなくなったということに直結していると思うんです。

 しかも「相手が嫌がることを考えてた」って、それ……完全にAFO先生の思考っすよね……。

 元々死柄木弔という悪役がわりと好きというか、ぶっちゃけると声優要素も含めて推しの一人というか。久しぶりに見た彼が明確な成長を見せてきたことにゾッとしました。

 で。
 二次創作的には一番目についた要素なんですが「手(四肢)を基点として発動する個性に対する明確な対抗策」が今回原作で明示されたじゃないっすか。切り落としてしまえばいいという、単純明快かつ強力無比な対抗策が。

 やばくない???????

 主に爆豪勝己が。
 そして逆説的に証明された轟焦凍の優秀ぶりが。

 爆豪くんも手を基点にした個性ですから、同様の対抗策が有効であるのはほぼ間違いないでしょう。彼がそんな簡単に切り落とされるとは思いたくありませんが、まあ可能性の一つとして。

 で。轟焦凍の個性は四肢を基点にしていないわけですから、体のどこかが欠損しても個性を使えるはずです。たぶん。原作で同じ目に遭ってもらわないと断言はできないんだけど。

 そりゃエンデヴァーパパも自分を過信するよな、と改めて思いました。だって四肢を基点にしている個性よりずっと自由度が高いんですものね。そこらの個性を「雑魚」と言い放つ性根にもなりますね。理論値でまず勝っているはずですからね。でも「単純に強い」だけの個性であるオールマイトが自分より上にいたら、そりゃ悔しいよね、と。

 話がずれたので閑話休題。
 敵連合の脅威度がますます上がっていました。
 やべえな、と思います。色んな意味で。