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追記


2017.08.28追記




 スティーブンに執務室に連れてこられて。

「はじめまして――でもないか。ボクのことは好きに呼んで。名前とかないから」
レオ「え!? 名前ないの!?」
「貴方たちも鋏や包丁に一々命名したりしないだろ。同じことだ」
レオ「(重い事情サラッと言うなぁ……)」
クラウスさん「……しかし、名前がないと呼ぶ際に不便だ」
「別に好きに呼べばいい。何なら姉上の名でもいいよ。どうせボクは彼女の代わりとして生まれたんだから」
ツェッド「さすがにそれは……」
ザップ「じゃ、二号な」
レオ「んなテキトーな!」
「……別にいいよ、それで」


 そんな感じでランチトリオに引きずられ、相性の悪いザップと仲違いしながらも彼を「センパイ」と呼ぶまでの小話が構想としてあったんですよ。構想として。

 なお一号は呑気にクラウスさん家で家政婦しています。「仕事が減って落ち着かない」とはギルベルトさんの言。