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追記


2017.08.27追記



 この主人公、そもそも救う術が「殺すしかねえ!」ってずっと思ってたんですよ。
 でもそれは……ちょっと……という方針で色々探っていった結果、木漏れ日が溢れる病室で笑い合う主人公とスティーブンさんという絵面が浮かんだんですね。なのでそれを最後のシーンに据えよう、と思って調整していきました。

 当サイトでは珍しく全編にわたって敵役らしい敵役だったパパさんが何で怪舌でさっさと主人公を殺さなかったかっていうと、彼も表面上に出さなかっただけで娘に恐怖心を抱いていたからです。そりゃ怖いよ、手段を選ばず殺しにかかってくる娘なんてよ。なお自業自得である。年の功で表に出さなかったパパさん流石です。良い悪役だったよ(当社比)。

 ちなみに何で鬼が弟に移ったかっていうと、
 第一位:主人公(ほぼ絶命)
 第二位:パパさん(クラウスさんに密封される)
 第三位:弟
 という順位だったため、一位と二位が同時除籍となり、繰り上がり式で彼が一位になったのです。しかし彼は適合率が二人より低いため、気を抜くと鬼に身体を乗っ取られ、終盤のように二重人格みたいになりました。

 これから弟はライブラで監視がてら、こき使われます。第一位になったため以前みたいに怪舌でダメージは受けませんが、適合率が低いため結局寿命は削ります。適合率は大事だってエヴァでもシンフォギアでもやってるから仕方ないネ!
 自分のせいで記憶喪失になってしまった姉に記憶を戻すため、彼も進んでライブラに協力します。なお彼に名前は付けられていないので暫定的にザップから「二号」と名付けられるのですが、それはまた別の話。また気力が復活したときにでも書きます。

 スティーブンとの関係は結局曖昧に終わらせてしまったのですが、あんまりそこに焦点当てると物語のジャンルが変わってしまうので……。チェインと昼ドラめいた事態に発展してしまう。ですが構想としてはあったので、この後はスティーブンさんが色々拗らせて日常ラブコメめいたことになります。各自脳内補完でお願いします。

 十話しかないのに完結までやたら長かったっすね。主に自分のせいなんですけどハッハッハ。都合の悪いことは笑い飛ばしていきたいスタイル。

 こんなチラシの裏までご覧になってくださり、ありがとうございました。