灰崎の指先は赤司の乳首をくりくりと転がして尖らせると そのままつまみ上げた。 ゾクリと痺れるような感覚が身体の芯から広がっていく。 「……っ、やめろ…っ！」 抵抗の言葉は甘く掠れていく。 尚も乳首を弄り続けていた灰崎がふいに胸元へ顔を寄せた。 「んあっ…！」 ちゅっちゅっと音を立てて舐められ 淫猥なほどに尖った乳首がジンジンと疼いた。 「真っ赤にしちゃって赤司様淫乱〜」 胸元から上目遣いで見上げてくる灰崎をキッと睨む。 が、そこに映った自分のあられもない様子に赤司は慌てて目を瞑った。 「恥ずかしいか？まだまだこれからだぞ」 先ほどからの刺激で少しずつ勃ち上がってしまった性器を知られたくなく 赤司はもぞもぞと太ももを擦り合わせた。 「灰崎…っ！もうやめろ…！」 「やめていいのか？もうこんなにしてるくせに」 灰崎は強引に太ももを膝で割ると 勃ち上がった赤司の性器をグイグイと押し上げた。 「あっ、やっ…！」 直接的な刺激に高い声が響き渡った。 慌てて口を閉じるも、灰崎はそこへの刺激をやめず さらには先ほど弄っていたのとは反対の乳首にも 甘噛みをしながら、舌先で唾液をまぶしつけるように じゅるじゅると舐めた。 「っあ、…あっ…ぁ」 両方からの刺激に口を閉じることが出来ず 甘い喘ぎ声が赤司の唇から漏れた。 ←→ (8/35) ← |