19

朝焼けの空。早朝、五時半。
昨日の放課後はとても楽しかった。
友情を深めるという、ミッション。クリアしました。
柄叉はレベルが上がった!レベル5!勇者への道のりは、まだ遠い。

ランニングシューズに足を突っ込む。
弁当、よし。制服、よし。ローファー、よし。バッグに詰め込みました。
その他諸々、よし。
OK!準備、OK。さて、行きます。
いざ、早朝鍛錬!

『行ってきます!今日も、がんばるぞ。おー!!』


「何で居る。今日は、やらねえぞ」

ちょうど6時30分。雄英の職員室前に到着すると、しばらくして現れた相澤先生は、眉を顰めておっしゃった。
そんな!朝の鍛錬、了承してくださったではないですか。先生!

「誰が毎日やるっつった。毎朝おまえに付き合ってやる謂れはない。そんな暇もない、俺には。日程は俺が決める」
『シット!参った、参った。これは。参ったな。ううん。てっきり、今日も出来るものと思っておりやした。確かに、そうだ。相澤先生は、昨日、何もおっしゃらなかった。明日もやろうぜ!とか。でもですね。先生!だけれども。やらないとも言われませんでした。なので、今日もお付き合いくださるものと。オー、シット!参ったなあ。勘違いだ。わたしたちは、すれ違ってしまった。男女には、よくあること。道理。些細なすれ違いが、大きな亀裂に繋がる。ドラマみたいだ!先生、修復しましょう。亀裂を。関係に入った、ヒビ!』
「教師と生徒は、男女の括りじゃない。くだらんことを言うな」

相澤先生は眉を寄せる。しきりにまばたきをしている。
ドライアイだからだ。大変そうで、かわいそう。
相澤先生の目は、いつも血走っている。
乾いている。例えるなら、砂漠。潤ったなら、それは最高。

「次は、明日だ。今日はやらない。わかったら、どっか行け」
『明日!承知しました。明日は、鍛錬に付き合うてくださる!相澤先生は、いい先生。貴重な時間を、どうもありがとう!しかしながら、暇だ。何をしよう。これから。始業まで、あと一時間半以上。先生の言うところの、無駄な時間が出来た。何をしましょう。グラウンドを、走っていてもいいですか!』
「ダメだ。ここまで走って来たんだろ、どうせ。無駄に体力を使うな。授業に差し支える」
『なら!先生。体育館の、トレーニングルームの使用許可をください!筋トレに勤しみます。実は、昨日ちょっとした不摂生を行いまして。必要以上のカロリーを摂取したので。楽しかったんですが。すごく、美味しかった。そうだ!相澤先生、わたし昨日。友達と、放課後マックで談笑をしました!楽しかったです。非常に。マックとは、美味しいですね。ただ、ジャンクです。あれは、いただけない。すごい、カロリー。不健康の代名詞。まあ。まあ、たまにはね。うん、美味しかった!というわけでして。ランニングをしない代わりに、筋トレに精を出します。ですので。トレーニングルームの、使用許可をいただきたい!』
「ダメだ。俺の言うこと、理解してるか?無駄に体力を使うなと言ってる。ランニングも筋トレも、同じことだ。体力を使わずに、時間を潰せ。アホが」

アホが!罵られた。相澤先生は、すごいことを言う。
ランニングも、筋トレもダメ。
選択肢は、絞られる。半分以上を、切り捨てられた。

『難しいことをおっしゃる。無理難題。体力を使わない暇つぶし。しりとりくらいしか、思いつきません。しりとりは、相手がいないと。一人じゃできない。そうだ。他。しりとりではなく、他に。読書なんてどうでしょう。いや、ダメだ。本、持ってない。辞書でも、読もうかな。知識の幅を広げるために。ダメだ!辞書なんて。あれは、読み物じゃない。図書館に行こうかな。いやあでも。それは、面倒だ。遠いし。遠方。友あり、遠方より来たる!』
「それなら、仕事をやる。着替えて、荷物置いて来い」

頭をひねっていれば、救いの手。
その手を取らない理由はない。
仕事。仕事とは、なんだろう。相澤先生からの仕事は、ハードそうだ。
相澤先生は、ポケットから手を抜いて職員室のドアを開けた。
いつもポケットに両手を突っ込んでいる。転けたりしたら、危ないですよ。


「おまえの仕事は、肩叩きだ。50分間、しっかりやれ」

更衣室にて制服に着替え、荷物を教室に置いてから、職員室に舞い戻った。
ドアを開けて中に入ると、先生は数人しかいない。
相澤先生と、ミッドナイト、あと知らない先生が三人ほど。まだ朝の6時50分辺り。
相澤先生は、デスクに座ってパソコンを打っていた。
わたしを見つけると、デスクの引き出しを開けた。その中から、昨日献上した肩たたき券を取り出す。25枚の束から一枚、わたしに差し出してきた。
小さい厚紙を受け取る。確かに。わたしが夜なべして作った肩たたき券です。夜なべは、言葉の綾。

『わたしの仕事は、肩叩き。オーケー!把握しました。相澤先生の肩周りを、わたしの持ち得る全ての力と技で、解したい所存です。では、始めます!お客様。マッサージのコースは、いかがなさいましょう。指圧コースとか、モミモミコースとか、肘でゴリゴリコースとか、多種多様に展開しております!ご贔屓に!』
「俺の仕事に支障が出ない範囲で頼む」
『御意!』

マイ・ワーク・イズ・カタタタキ!
全力で臨もうではないか。肩叩き券をブレザーのポケットにしまう。
相澤先生の背後に回ると、ぼさぼさの髪の毛が目に付いた。

『相澤消太先生。頼みますから。お願いですから、首のヤツを外してください!捕縛武器を。グルグルの、マフラーみたいなそれを、外しておくれやす。邪魔です。些か、おじゃま虫!それがある限り、拙者はそなたの首や肩に触れることは叶わぬ!仕事を目の前にして、この障害。憎いです!切り裂いてくれようか!』
「外すから、静かにしろ」

ラジャ!相澤先生が、首をひねって睨んできた。ギロリ。その目は、怖い。
常に首から肩にかけてグルグルと巻かれた、灰色の細長い布。相澤先生の捕縛武器が、外される。
外されたそれはデスクに置かれた。
初めて見る相澤先生の捕縛武器の下。思ったよりも、がっしりしている。予想より、細くない。
相澤先生はついでにゴーグルも外した。イレイザーヘッドのトレードマーク、黄色いゴーグル。いつも首にあるそれ。
コトリと、デスクに置かれる。

『では。意を決して、揉みます。失礼します!資格はないですが、やる気と自信はあります。肩たたきの申し子、身剣柄叉です!』
「おまえのその、周りの目を全く気にしないところは。すごいと思うよ」
『アハハ!そんな。相澤先生。相澤先生にそれを言われたら、オシマイですよ。世間体というアレですね?世間体を気にしない選手権では、相澤先生が優勝です!悔しいけど。相澤先生は、レジェンドですよ!なのに。ぷ!なのにそんな。それは。ジョークですか?プクク、面白いです。座布団、二枚差し上げます!』
「周りを見ろ。自分がどんな目で見られてるか、気付け。多くの大人に変な目で見られていることを、自覚しろ」
『ああ!ミッドナイトと目が合いました。ミッドナイト、今日もお美しい。キレイ!素敵な女性。憧れます。同じ性別であるからして、当然のように憧憬!加えて、セクシーです。どうしたらあんなに、ダイナマイトなボディになれるのですか。ボン、キュ、ボン!すごいナイスバデー!わたしも、いつかああなりたい!目下の目標は、スイカ並みのおっぱい!ボインです。女性の象徴。いいなあ。でも、ちょっと動きづらそうだ。走ると揺れて。ボインボイン!という風に。それは、困る。走ってる途中で、揺れすぎてちぎれるかもしれない。ブチッて。おっぱいがちぎれて飛んでいったら、多分それどころじゃない。怖い!どうしよう。相澤先生、困ります!どうしたらいいですか!?』
「相澤くん…何この子。あなたのクラス、すごい子いるわね。流石にビックリするわ」

相澤先生の隣のデスクに、ミッドナイトが座った。
キレイだ。見とれる。
相澤先生の肩に手を置いて、とりあえず揉んだ。凝っている。パソコン仕事がたたったのか。それとも、目の疲れからくる凝りか?ドライアイは、大変だ。

『1年A組18番!身剣柄叉です!そう。わたしがあの、蠍座の女!おなじみの、蠍座の女です。スリーサイズは上から、イチ・ニ・サン!どうぞよろしく!以後お見知りおきを!!』
「よろしくね、柄叉ちゃん」
『オーマイガー!速報!ミッドナイトに、名前で呼ばれました。ファーストネームで呼ばれるなんて!夢のようです。嬉しい!これは肩たたきにも力が入る。相澤先生、いかがですか!』
「普通に、上手いな」
「ていうか、何でこんな朝早くから登校して、担任の肩揉んでるの?」
『話せば長くなります。これには、深い事情がありまして。深い、ふかあい。事情が!実はですね。相澤先生に、鍛錬にお付き合い願いたかったのですが。却下されまして。それはもうゴミのように、ポイでした。なので、始業までヒマになりましたので。麗しき担任殿の肩周りを、揉み解すこととあいなりました!むむ。しかしお客さん、凝ってるねー。ゴリゴリ!これは、腕が鳴るぜ!!』
「そう。長くも、深くもなかったわね。でも柄叉ちゃん、いいコね。担任を労わるなんて、偉いわ」
『そんな恐れ多い。当然のことにございます!相澤先生はほら。貴重な時間を、わたくしめのために割いてくださっているので!ワガママでしたのに。ワガママに、付き合ってくださるお人なので。それを労うは、当然の理なのですよ。奥様!』
「奥様は、やめてくれるかしら。未婚よ、私。でも、珍しいわね。相澤くんが、生徒のワガママに付き合うなんて」
「最適な処置をしたまでです。こいつには、それが必要だった。そこに、特別な理由はありません」

相澤先生は、ミッドナイトには敬語を使うのか。彼女の方が、年上なのかもしれない。
新鮮だ。敬語の担任は。
そして大人の会話というのは、難しい。
ミッドナイトがニヤニヤしているのは、何故だ。相澤先生は、ツンとしている。
特別な理由?とは。
ミッドナイトは、相澤先生に特別な何かを勘ぐったのか。
いけないな。これまで人間関係が希薄だったせいか。わたしはあまり、得意じゃない。他人の思惑を読み取るのは。難しい。困難。不得手と言える。
相澤先生の肩、背中側を指圧する。
肩甲骨の内側。くぼみに、親指を埋める。
思いの外、相澤先生の体はがっしり。鍛えられているのが分かる。
薄っぺらく見えるけど、触ってみると案外、分厚い。そして筋肉質。良質な、筋肉。弾力がある。それに纏われた体は、強そうだ。流石は、ヒーロー。
しかし髪は、見たまま。ボサボサで、手入れされていない。長いので、わたしの手に当たる。
肩口まである毛先は、乾いている。傷んでいるのか?よく、わからない。髪について、詳しくはない。
櫛を通せば良い。多分手入れをすれば、サラサラになりそう。サラサラな、相澤先生。いかん。笑える。

「柄叉ちゃん。それ、いつまでやるの?肩たたき。手、疲れない?」
『心配ご無用でござる!腕は、最低限鍛えておりますので。これしきでくたびれるほど、ひ弱ではありんせん。時間は、50分です。そういう、決まり。肩たたき券にも、記載しております!』
「肩たたき券?ふふ…おかしなことしてるわね、あなたたち。おじいちゃんと、孫みたい」
『それはいい!相澤先生は、ヒゲがありますし。おじいちゃん役には、もってこい。御誂え向きです。おじいちゃん、どうですか!効きますか?終わったら、お駄賃くれますか!』
「誰がおじいちゃんだ。俺はまだ30だぞ。こんなデカい孫がいてたまるか」
『相澤先生は、30歳であらせられる!これは、初めて知りました。みんなに言っておきます。相澤先生は、30歳。三十路。 そろそろ、ご両親が結婚を打診してくる年頃ですね!どうですか、先生。ありますか。ご結婚のご予定は!いないんですか?そろそろ結婚するか。みたいな、恋人は!』
「いねえよ。無い」
『あら、まあ。それは。なんと言ったらいいか。困りました。まあ。まあ、そう気を落とさずに!結婚は墓場とか、言いますし。ん?それは、結婚は死を意味する…ということですか?いやだ。怖い。それは、怖いなあ!先生、まだ死なないでください!困ります。まだ、せめてわたしたちの卒業を待ってください!!』
「誰が死ぬか。勝手に殺すな」
「相手がいないっていうより、相澤くんは結婚願望が無いのよね」
『ええ。それは。それはいけない!そんなんだから、日本は少子化問題に悩まされているのですぞ。大統領!』
「少子化問題の前に、日本の行政から学び直せ」
『やだなあ。相澤先生!わたしだって。わたしだって、そんなに無知じゃあない。知らないことは多いですが!ですが、日本の行政くらいは、存じ上げておりまするよ。つまり、アレでしょう?日本には、大統領がいない!という。日本のトップは、総理大臣!わかっておりますとも。ハイ!』
「柄叉ちゃんは、彼氏いないの?好きな子とか。そう言う年頃でしょ?私そういう話って、大好きよ」
『ええ。これは。思いもよらぬ問い掛け!ミッドナイト殿。脈絡というもの、ご存知ですか!脈絡が、全くない。身剣柄叉、ビックリしました!』
「脈絡について、あなたに言われたらお終いだわ」
『そうだ。彼氏?でしたか。彼氏とは、お付き合いをしている男性。という、意味ですか?それは。そんなものは、存在しません!わたしには。彼氏なんて。まだ、早いです。いかがわしい!それと。ええと、好きな子?というのは、アレですか?恋愛感情を持ってして、思い慕うお相手という。それも、おりません!しかしながら申し上げます!友情という意味で、好きな人はたくさんいますよ。高校に入って、友だちがたくさんできました。嬉しきかな。素晴らしいことであります!』
「早くないでしょ。柄叉ちゃんくらいの年頃なら、彼氏の一人や二人。好きな男の子の三人や四人、いるのが普通じゃない?友だちから恋人に発展することだって、ザラにあるわよ」
『普通!フツウ!?それは、マジにございますか。驚き。おののきます。みんな、そんなに恋愛してらっしゃるのですか。いやはや。みんな、すごいな。最近の若者は、進んでますね。ビックリ。友だちから、恋人に!?なんてこった。それは、進化ですか!友だちレベルが100を突破すると、恋人に進化するんでしょうか!?なんてことだ。これは。困ります。そんなの。まだ早いですよ!わたしには。わたしには、恋愛にうつつを抜かす暇なんてありませんよ!全く。近頃の若者は!性が乱れている。全くもう。わたしはそういうのは、いいです!結構。間に合ってます!』
「あら、カタいのね。でも、恋愛は女を強くするわよ?そういうスパイス、必要だと思うわ。私は」
『スパイス!すごいこと言う。カレーですか、わたしは。しかし。しかし、スゴイことを聞いた。恋愛は、女を強くする。それは、誠にございますか!恋愛することで、女は強くなるんですか?男は?え。男は、強くならないんですか?性差別ですね、それは。よくないです。でも、そうか。強くなるのか。どういう理屈だ?もしや、メンタル?メンタルの話ですか!なるほど。理解しました!恋愛は、メンタル強化に繋がると。いいですね。いいですよ、それ!興味、出てきました。トライしてみます!恋愛。いや、待てよ。待て待て。恋愛って、どうやってやるんですか?教えてください!恋愛マスターミッドナイト。麗しのミッドナイト!』
「恋愛っていうのはね。しようと思ってできるものじゃないの。恋は、落ちるものよ」
『こ…恋は落ちるもの!スゲー!名言だ。かっこいい!ミッドナイトの名言、しかと記憶しました。胸に刻み、忘れることはないでしょう!相澤先生、聞きましたか。今の名言。相澤先生も、名言を残してください。あ!いや、先生はすでに、残していました。わたしは、覚えてますよ。入学初日に、相澤先生がおっしゃったこと!理不尽を覆していくのが、ヒーロー!だって、おっしゃいましたよね。あれは、胸に響きました。感動した。ジーンとしましたよ、思わず。わたしも、理不尽を覆していきます!見ていてください。かかってこい、理不尽め!わたしが成敗してくれるわっ!!』
「さっきから、うるせえ。手元がお留守だぞ。しっかり揉め」
『ラジャ!気合を入れて、相澤消太先生の肩を。揉みほぐします!肩凝りよ、消え失せろ。全く。相澤先生を苦しめやがって。成敗してやる。わたしはおまえを倒して、ヒーローになるのだ!ワッハッハッハ!!』
「今更だが。頭は、大丈夫か」
『え?ハイ!大丈夫ですよ。ご心配なさらずに。相澤先生は、優しいなあ。大丈夫!わたしは確かに、偏頭痛に悩まされていたりも。たまに、しますが!今は、万全です。たまにね。たまに、偏頭痛に見舞われることがあるのですが。平気ですよ!ご心配には及びませぬ』
「嫌味が通じないのは、痛いな。厄介だ」

何言ってるんだ、この人は。
ミッドナイトは、ニコニコしながら肘をついて眺めている。何故か、わたしを。面白いのだろうか。見ていて面白いなら、いいけど。
手がお留守にならないよう、指に力を込める。ぐっぐっと親指で、相澤先生の首の付け根を押した。
ぐりぐりマッサージする。気持ちいいのだろうか。先生は何も言わないので、よくわからない。
モミモミ。ぐっぐっ。ぐりぐり。肩凝り、消え失せろ。
肩甲骨の辺りを手のひらで押す。肩凝りには、肩甲骨の周りを解すが吉。おばあちゃんが、言ってた。

『相澤先生の肩、硬いですね。あ。肩がカタイ…ダジャレじゃないですよ!プククク。面白い。しかし、これは。凝り固まっている。よくないです。パソコンのせいですか。それか、目ですか。目を、酷使しすぎなのでは?かわいそうな、目!ご自愛ください。そうだなあ。目には、ブルーベリーですよ。アントシアニン!アントシアニンを、摂取してください。ブルーベリー、知ってますか?食べたこと、あります?缶詰がありますよ。スーパーなんかに。買って、食べたらいかがでしょう!名案。ジュースにしても、可!サプリメントという手も、あります』
「放っとけ。おまえに心配されるほど、ヤワじゃない」

ヤワじゃない。そりゃ、そうだ。
経験値が違う。相澤先生は、お強い。遠く及ばない。そんな人の心配をするのは、間違っている?失礼だったか。
ぐにぐに、肩を揉む。相澤先生の肩は、カタイ。揉みほぐしましょう。あと何分くらいだろうか。50分は、ちょっと長く設定しすぎたかもしれない。

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