ちなみにマリーは率先して船員との仲良しごっこはしないと思うんだ絡まれたらヨッシャ来いやするし軽口も叩くしバカだってやるし、程々に自分からも絡みには行くけど。大事な判断を迫られた時に辛くなるのは困るし、なめられるのも嫌だから船員に扉は開くけど心預けきらないで一歩退く。
マリーの思い描く養父のようなカッコイイ船長になりたいから、阿呆なりに色々考えているのかなぁと。

古参組をはじめ数多の船員が自分についてきてくれた事には深く安堵していると同時に『自分だから』ついてきてくれたのか、それとも単に『長子だったから』ついてきてくれたのか、『アルマにつけなかったから(つきたくなかったから)』ついてきてくれただけなのか、が実は気になっているんではなかろうか。たぶん、船員たち各々に自分で決めてほしかったから二分した時もほとんど声も掛けていないかな?
気品と誇りを貫こうとする気高いアルマースにはやっぱり少しならず劣等感持ってたりしそう。だからと言って自分の姿勢を変えることはないけれど。

養父や家族船員の為に、女を捨てて、男になりたいと願って泣いた過去は確かに蒸し返されると恥ずかしいけど、そんな自分だからとれる道があるのだと強く信じている。

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