これは木刀少女の恋様に出させて頂いた作品です。




邦枝先輩と男鹿が付き合いだしてもう、しばらくたつ

邦枝先輩が男鹿を好きなのは周知の事実だったが、男鹿がヒルダさんよりも邦枝先輩を選んだ事に驚いている奴も結構な数いた

美人2人に惚れられたとして、男鹿にはヤローどもからのヤジ(つーか、ひがみ?)がすさまじかったが、それも何週間もすればおさまり、平和な時間が戻ってきた

だ・が!!

それは他のヤツラの話であって!
俺は、

オレはっ(泣)!!



頭を抱えながら気持ちの悪い回想をしている古市の前には見るからに気落ちしている邦枝が机を挟んだ向こうの椅子に座っていた

長年の思いがやっと実を結び無事、男鹿と付き合い始めた邦枝だが、男鹿からの告白にも関わらず、
彼女自身のくそ真面目な性格のためか男鹿に関することをこうやって古市のところにたびたび相談するようになった

最初のほうは古市も下心満載で相談に応じようとしたが、内容を聞いた瞬間にそんなものは粉々に砕け散ってしまった


そして、今日の相談と言うのは…


『今日お昼は男鹿とベルちゃんと食べたんだけどね、

『ベルちゃんがお腹一杯になったみたいで寝かしつけてたの

『それで、なんかいいなぁ、こういうのも。とか思って・・・・べ、別に夫婦みたいとかは思ってないからねっ!!??

『そしたら、なんか男鹿がね、いきなり私の頭を下に向けさせてきたの…。『顔を見たらすごく赤くなってたの!

『私なんかしちゃったのかなぁ!?

『どう思う??古市くん!


……以上が邦枝の相談内容である



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