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やる気の源

青峰恋人







練習前の人もまばらな体育館

「さつきー、千愛は?」
「んー、先生に呼ばれてるから先行ってて
ちょっと遅れるって言ってた」
「はー?千愛いないとかやる気でねー」
「青峰、ぐだぐだ言ってないで外周いくぞ」
「千愛いないなら行きたくねー」
「ほう?なら、千愛が来てからで構わないが代わりに外周10倍な」
「げ、それはヤダ」
「じゃあ、行くぞ
帰ってきたら来てるだろ」





『遅れてすいませーんっ
…て、あれ?』
「あ、千愛ーっ
みんな外周行ったの」
『あ、そーなの?
じゃードリンク作っとかなきゃね』





「あっつー」
「今日暑すぎっスよー」
『あ、みんなおかえりーっ
ドリンクできてるよ…っわ』
外周から帰ってきたばかりの青峰が走って抱きついてきた
「千愛…っ」
『だ、大輝…!?』
「会いたかった…」
『は…?さっきまで一緒だったじゃん
ちょっと離れてただけだよ?』
「それでもヤなんだよ
千愛がいないとやる気でねーし…」
ぎゅっと抱き締める力を強める青峰
『大袈裟だなー…大輝は』
よしよしと頭を撫でてやる
『これで練習頑張ってね?』
「千愛のためなら頑張る」
さっきとうってかわりやる気を出し始めた青峰
『ん、頑張ったらご褒美あげる』
「うっし、やる気出た」
そう言って練習に向かった青峰


「千愛も毎日よくやるよ」
苦笑いの赤司
『赤司くんっ
まあ、私は大輝がちゃんと練習してくれるならいいよ』


「千愛ーっ
俺今日頑張った!」
『何がほしい?』
「ちゅーして」
『はいはい』


――――――――――
青峰くーん
ベタ惚れ…?
キャラちゃうやん…

なんか黄瀬くんプラスされてね??
あれー?

氷華様
こんなんでよかったでしょうか?
文句どんとこいですよ!
お直しいたしますので!

お持ち帰りは氷華様のみですっ



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