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初めての部活

「ねぇねぇ、2人って双子だよねっ??」
「誕生日いつ〜?」「血液型は!?」
担任の先生からの軽い説明と挨拶のあと転校には付きものであろう質問タイム
休み時間は代わる代わるに訪れるクラスメイト
口々に飛び交う質問に1つのこらずポンポンと答えていく双子
質疑応答、触れ合いを通してこの一日が終わる頃にはすっかりクラスに馴染み、転向してきて初日だとは思わせないほど溶け込んでいた

「ねぇ、2人は部活どうするの?」
放課後、赤薔薇の隣の席の子が聞いてくる
『あー、バスケ部!』
『今日からだから楽しみなの!』
そろそろいくね、と席を立ち荷物を片手に
『『みんなばいばい、また明日ね〜』』
にっこり笑顔で手を振る


《バスケっバスケっ♪》
《カラフルたちとやれたらいいなぁっ》
手を繋いでふにふにと微笑みながら体育館に向かう2人
体育館につけばまだ誰もいない
それもそのはず、部員たちは着替えているのだから
《あー…着替え》《どこでしよっか…》
《《…ここでいっか!》》
体育館の隅で着替え始めた2人
ものの数秒でラフな格好へと着替え終わる
《まだみんなこないのねー…先2人でやってよっか!》
《久しぶりにやろっかー!》
きゃっきゃっとはしゃぐ2人はマイボールを取り出し
1on1を始める



「今日のメニューは…」
着替えを終え、ランニングを済ませた赤司たちバスケ部が練習メニューのことを話しながら戻ってきた

『…っと、やたー!聖薔薇から点取れたー!』
軽やかにレイアップを決めた赤薔薇が笑顔で聖薔薇に振り向く
『はぁー、取られちゃったー…むー』
頬をふくらませ悔しそうにする聖薔薇

「…随分と楽しそうだな、二人とも?」
入口で見ていたバスケ部…そして赤司が声をかける
『『あら、カラフルさん達!やっと来たのね』』
赤司の声で振り向いた2人が楽しそうに笑う
『『私達、貴方達とバスケがしたいわ!』』




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お久しぶりですの更新です←
やっと部活にたどり着いた…?

これからどうしよう
これどこに持っていったらいいんだろう←
誰かオチはなしにしようか、うんそうだね←


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