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目がそらせない

高尾






「高尾くんのことが好きなの…っ」
「ごめんなー、バスケにしか興味ないんだわ」
パタパタと走り去る女の子

(ど、しよ…みちゃった…)
所謂告白現場を見ちゃったわけで
(しかもとっさに隠れちゃったよ…っ
にしても、高尾くん好きな人いないっぽいし見込みないなー…)
しゃがみこんではぁとため息を吐く
(ま、ぐずぐずしてられない、何も見なかったかのように行こうっ)
すくっと立ち上がると同時にかけられる声
「ねー純愛、覗き?いい趣味してんね」
高尾だった
『たっ高尾、くん…っ
ちが、たまたま…っ』
「ぶはっちょー必死じゃん」
吹き出して笑う高尾
『え、あの、え?』
「知ってるよ、ずっと見てたし、見えてたから」
笑いすぎて出た涙をぬぐいながら言う
『え、あ…』
(そっか鷹の目(ホーク・アイ)があるから…)
そう納得して
『え、と…んじゃあ、いくね?
ごみ捨てしなきゃだし…』
立ち去ろうとしたら高尾に腕を掴まれる
「待ってよ」
『た、高尾くん?』
「俺、見てたって言ったろ?
ずっと見てたんだよ純愛のこと」
『え…?』
訳がわからなくなって混乱する
「だーかーらー…好きなんだよっ純愛のことが!」
気づけバカっと抱き締められた
『え、え?だって…さっきバスケにしか興味ないって…』
ますます混乱していく
「あんなの断るための建前に決まってんじゃん」
けらけらと笑う高尾
「ね、俺と付き合ってよ」
にっこり微笑まれる
『…よろ、こんで』


(純愛っ)
(なーに?高尾くん)
(和成っ)
(か、かず、なり…)

―――――――――――
高尾っ
好きだよ高尾

なんだかよくわからん内容ですね
うふ、いつもです
高尾くんって人当たりいいしするから結構モテると思うんですよね

純愛はマネージャーです
それで近くでバスケしてる高尾をみて惹かれていって
高尾は男目的で入部したんでもなく真面目に選手のために仕事する純愛の姿に惹かれていったならいいですね
女子の裏表あるところとかも鷹の目でよく見てますからそういうのがない純愛に惹かれていったんだと思います
そうだといいねってゆーね

んでわでわ
リクエストありがとうございましたっ

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