short | ナノ

ずっと前から君の事

捏造赤司くん
嫉妬…?





ずっとずっと前から好きだったんだ

君のこと…







「純愛」

『なぁに?赤司くん』

「さっき敦となに話してたの?」

『え…?えと…』
(い…言えないよ!赤司くんのこと相談してたなんて…!)
「なに話してたの?」

『な…なんでもないよ?』

「純愛…僕に逆らうの?」

ああ、これはもう告うしかないな…
『ち…ちが…、ただ紫原くんに、…っ!!』

ぐいっ

一瞬見えた赤司くんの顔は
とても悲しそうだった

『あ、赤司くん…っ!?』
(え!なに?なにがおこってるの?)

赤司くんに抱き締められてる

私は訳がわからなくて
あわてるしかなった

「純愛…」

『赤司くん…?』

「…きだ…」

『え…?』

「好きだ…!好きだ好きだ好きだ!…純愛が好きだ…」

『赤…司くん…』
私を強く抱き締めて彼はそういった
そしてぽつりぽつりと
「純愛…お前が他のやつらと話しているのを見ると…他のやつの名前を呼ぶだけで苦しくなるんだ…
僕以外を見ないでほしいんだ…」
私から離れた赤司くんはすごく泣きそうで
不謹慎ではあったがとてもきれいだと思った

『…赤司くん…あのね…私赤司くんが好き…紫原くんにはその事で相談してただけなの』
そんなことを考えてると
口からでたのは本音

「…そう…だったのか」

『うん…ごめんね?隠したりなんかして…でもやっぱり本人には言えないじゃん…恥ずかしくて…』

そうしたらまた抱き締められた
それから

「…純愛…僕のこと好きか…?」
そう聞かれた
だから

『っ…好き…だよ…赤司くんが好き』
ちゃんと私の想いを伝えた、伝えることができた

「僕の…恋人になってくれる…?」
返ってきた言葉が嬉しくて
『…っ…よろこん…で…!』
嬉しくて嬉しくて涙が溢れた

「純愛…これからもよろしくな?絶対離さないから、覚悟しとけよ?」

『…はいっ!』


ずっとずっと好きだったんだ
君のこと
やっと手に入れた愛しい君…

手離す気なんてさらさらないよ…?


fin.





ああぁあぁぁあ!
初書きがこんなのになるとは…
なんだこれ…
とにかく!読んでくださった純愛様!
ありがとうございました!

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